山行記録/個人山行/2017-10/6〜8/朝日連峰・以東岳から大朝日岳

Last-modified: 2017-10-11 (水) 17:37:18 (429d)
山域朝日連峰 以東岳から大朝日岳
日程2017年10月6日〜8日
メンバーL:タマ、グレ、ゆみ、梨花



IMG_0894.jpg



報告

前夜、東京駅 22時20分発の夜行バスで鶴岡へ。

◆10/6(金)

5時20分に鶴岡に到着後、すぐに呼んでいたタクシーに乗車し、登山口である泡滝ダムまで向かう。(タクシー代金 約15,000円)

準備を整えて6時50分に出発。今日の行程には二箇所の吊橋がある。 どれもメインケーブルはしっかりしているのだが、橋板は冬季に取り外しが可能なように軽量な建設資材を利用している。しかし、この橋板がずれていたり、傾斜していたり、錆びていたりして、このうえもなく怖かった。

二つ目の吊橋から大鳥池の小屋までは1時間で到着。(早すぎる。もしかしたら測り間違えかもしれない。)

ここ大鳥池から以東岳へは、直登か、オツボ峰経由の2コースがある。 山と高原地図のCTは10分しか変らないので、山と高原地図推奨のオツボ峰経由で、そして、明日の天候が芳しくないことから、予定していた以東小屋泊ではなく、その先の狐穴小屋で泊まることを決める。

大鳥池の水場で宴会中の方がいた。この方達から直登コースは3時間、 オツボ峰経由は景色はいいが4時間との情報を得る。 1時間の差はとてつもなく大きい。直登コースに急遽変更する。 出発の間際、山形のシャインマスカットの差し入れを頂戴する。感謝。

しばらくは池沿いの道を40分ほど歩く。 池は静かだ。だが道幅は狭いうえ、池の縁ギリギリに道が作られているので、悪天のときは注意が必要である。 地図上では渡渉に注意という標記があるが、この日は沢は干上がってた。 この干上がった沢を越えてしばらくすると、道は沢筋につけられていた。ここをまさに直登する。

やっと沢を抜けると、景色は一変した。開放的、そして彩りが鮮やかな山々が連なっていた。

13時頃、以東岳小屋に到着。

10月1日に営業開始(基本有料)したばかりの新築の小屋である。しかし、水場は小屋を出て左手の斜面を相当降りたところにあるのが難点。

しばらく2階で休憩したのち、出発。

帰り際に小屋番さんに出会い、しばし歓談。

「朝日連峰の小屋はみな山形県が作ったのだが、この以東小屋だけは環境省がつくった。」

「他の小屋はトタンだが、この小屋は木製である。」など。

その他、小屋立替のための苦労話も聞いてもらいたそうな雰囲気だったが、次の行程があるので、キリのいいところでおいとまする。


IMG_0884111.jpg

    変顔していないリーダーははじめてかも。以外にもかっこいい。

私としては、ここからの行程が今回の縦走のメインイベントだと思っていた。晴れてはいないが視界はまずまず。思っていた以上に素晴らしい山並みである。

以東岳を下っていると、右前あたりに日本海が望めた。新潟方面の海岸線だろうか。


DSCN1479.jpg

    目の前の稜線を進む

DSCN1481.jpg

    いざ、前進

行程をすすめるにつれ、ガスは濃くなってきた。体力の限界が近づき始めた頃、遙か先に狐穴小屋が見えた。 しかし、なかなか着かない。おかしい、通過してしまったのではないかと心配もした。 心の葛藤を繰り返していたら、やっと15時40分頃に狐穴小屋に到着。 ここの小屋は玄関先に水場があるのが救いである。

◆10/7(土)

6時40分頃に出発。小雨である。それでも視界は悪くない。風も強くない。快調に歩みを進める。

振り返ると歩んできた道がはっきり見えた。なんだか過去を振り返っているようで、センチメンタルになる。 途中、薄日が刺してきたので、天候回復の兆しかと思ったが、甘かった。天候は次第に悪くなっていった。

IMG_0889.jpg

    雨と風に翻弄される

竜門小屋に到着。早く朝日小屋に着きすぎても退屈なので、この小屋で長い休憩をとることにした。 しばらくくつろいでいると、狐穴小屋に向かう小屋番さんが休憩のため小屋に入ってきた。 この方から、連休で小屋は混むから、早く小屋に到着しないと良い場所とれないぞ、っと貴重なアドバイスをもらったので、あたふたと出発。

竜門山から西朝日岳まではすごく長く感じたが、西朝日岳から朝日小屋の水場である金玉水までは、近く感じた。 水場は進行方向左手にある階段状になった斜面を少し下り、平坦になったところで左に折れてしばらくするとある。水をたっぷり汲んでから、朝日小屋へと向かう。 14時くらいに小屋に到着。

朝日小屋の小屋番さんは、利用料金@1,500円をさっさと徴収し、指定の寝床に案内し、濡れた床はすぐにモップで拭いていく。完璧なオペレーションであった。

◆10/7(日)

4時に周りのざわざわした気配に促されて起床。 トイレに行ったついで外に出てみると、星が大きい。

5時半出発。 日の出は5時40分頃。ちょうど大朝日へ登ってる途中、這松の隙間からちらっと望めた。 大朝日岳の山頂では、ブロッケン現象がはっきりと見えたり、太陽を手玉にとったような写真が撮れたり、陰大朝日が見れたり、景色以外にも、いろいろと楽しめることができた。


DSCN1492-12.jpg

    太陽を手玉に取る

DSCN1500.jpg

    でた!ブロッケン現象

6時に中ツル尾根を下山開始。日差しが眩しい。しかも暑い。高度が下がるにつれ、モアモア感が増してくる。


IMG_0901.jpg

    下山中、振り返ると大朝日


長命水のポイントから少し下ったあたりで、今日、同じコースを登ってきた孝平さんご夫婦に会う。 遠く山形の山で、知己に会えた喜びに浸った。

最後のポイントである朝日川沿いの行程は、例の心もとない吊橋が4箇所もあったり、なかなか渋かった。 悪天のときは利用したくないコースである。

10時半に朝日鉱泉に到着。ナチュラリストの宿でお風呂に入って、3日間の汗を流すことがでた。 朝日鉱泉からタクシーで左沢駅へ、料金は約11,000円。

3日間の縦走。残念なところが一つもない山行で、楽しかったの一言!!

個人的な反省としては、ショクリョウ山岳会のスピリットを感じさせない朝ごはんを作ってしまったこと。

タマちゃん、グレちゃん、ゆみちゃん、ありがとうございました。

記録/梨花