山行記録/個人山行/2016-08-26〜27/南ア北部北岳バットレス岩稜登攀

Last-modified: 2016-09-17 (土) 19:32:42 (525d)
山域南ア北部 北岳バットレス岩稜登攀
日程2016年8月26日〜8月27日
メンバー安井さん(銀座山の会) 長野さん(銀座山の会) たまきち


201608_北岳バットレス.jpg


レポート

北岳バットレス行ってきました。今回はピラミッドフェース狙い。7-8年前にもトライしたが雨で敗退。その後四尾根にもトライするがやはり雨撤退が続き3度目に達成した。そんなんで、バットレスはなかなか達成できないというイメージがあるし、全体像が把握しきれていない。これを克服せにゃ前進はない。メンツは共に四尾根を登った長野さん、さらに安井さんの3人Pだ。初夏には越沢でザイルを合わせたし、混雑を避けるべく木曜夜出で計画する。さすがにピラミッドをワンディは無理がある。

金曜は6:40広河原〜9時白根御池でのんびり偵察に出かける。bガリーは崩壊が激しいらしい。Cガリー右岸の踏み跡をつめ下部岩壁に到着、11:30。ガスってないので良く見える。上部には登攀者がいる。ピラミッドフェースの1.2ピッチで練習することにする、卦蕕世掘っとこれが悪い。外頚してるしスタンスも悪い。ピンがない、カムで取るにはフレアしてるし。それぞれ3人がトライしてみる。いや〜これ卦蕕犬磴覆い任靴隋とにかくカムエイドしてでも1p目終了点に辿り着く。2p目、誰も行く気はしない。回収して作戦会議、14時。dガリー大滝か五尾根で下部岩壁は突破しよう。dガリーは登ったことある、ので五尾根に偵察へ行く。1p安井さん、2p長野さん、さらにガレルンゼを1p延ばして緩傾斜帯に出る。あれが四尾根とすると、ピラミッドフェースはこのラインか?そんでこっちが下部フランケ、あっちがdガリー奥壁かと特定する。明日は四尾根転進も濃厚なので取り付きも偵察に行く。すっきり判然としたところで懸垂下降2p。この基部に登攀用具をデポして下山する。テントに戻ったら18時、ビール乾杯夕食を速攻で片付け20時消灯。

翌2時起床3時出発、星が出てる。予報は昼過ぎから雨。5時には基部に到着。dガリーをヘッデン登攀してる若者がいる。ほどなくヘッデン要らずになり我々は五尾根を3p延ばしピラミッドフェースに合流する。卦蕕箸△襪里念属罎気鵐蝓璽鼻ん〜なんか悪そう。スタンスがなくアブミを駆使してる。フォローで続くがA0の嵐。トップは空身で後続2人はザックを背負って登攀となる。この背中の重みが堪える。大した重量ではないんだがね。ここで、四尾根転進案が浮上。私がもう少し行きたい!で継続することに。玉木リード、クラックからフェース。カムが効くし乾いてるのでカイテキ、なにしろ空身が楽しさを助長させる。もう少し延ばしたかったがヌンチャク不足でピッチを切る。次長野さんリード。ツルツル岩だから、そんな穴のあいたシューズじゃ難儀するでしょうに。。下から数えても6pは来てるのか?トポとは内容が食い違いすぎて判然としない。だがこの数ピッチの現状から判断するにかなり上部まで来ているようだ。次玉木リード。クラックからフェース。っとドッシャーと降った。濡れたスタンスに立つ時は雄たけびと共に。いや〜心臓が縮んだ。一瞬にして濡れ岩になった。数mで終了点でそこまでも階段様。んでも行けない、ノーピンの濡れ岩は私にゃ行けない、でピッチを切り後続を迎える。あと1pで四尾根に合流という所まで来ているようだ。でも、どの道懸垂下降は必至でしょう。なんてったって台風が来てるんだから。撤退と決まれば、捨て縄で懸垂開始、8:40。ザイルが水を吸っちゃって重いしキンクするし結構大変だった。焦らず丁寧に下降する。何ピッチ懸垂したかな?10時過ぎ基部に到着。ザンザン降りの中、御池に下山11:30。身体も冷えてたのでラーメン作ってビール乾杯。テント撤収して14:30広河原に下山しました。ん〜あと3時間もってくれれば抜けられたかな?という思いもあるけど仕方ない。リベンジしよう! 銀座さんありがとうございました。

(記録:たまきち)