山行記録/個人山行/2015/1/19~20/八ヶ岳・赤岳天狗尾根

Last-modified: 2015-01-28 (水) 09:34:16 (1420d)
山域八ヶ岳・赤岳天狗尾根
日程2015年1月19日-20日
メンバーL:たまきち、OZ


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レポート

八ヶ岳 天狗尾根行ってきました。 ここ最近の平日パートナーOZくんと。

去年は、阿弥陀南陵・北陵、赤岳主稜(敗退)と雪稜デビューからステップアップしてきた。なので、玄人好みの東面へ連れ出すことにした。 私は去年権現東稜をトレースできた。まあ、フォローなので達成感はないのだが、これが行けたら初心に帰り天狗尾根に行ってみたいと温めておいたルートである。 もう、13年前か、右も左も分からん雪山初心者なのに天狗尾根に連れてってもらったことがある。記憶はおぼろでオンサイト状態だ。

八王子からだと八ヶ岳は近い。前夜発の必要もなかったが、結局は正解だった。

美し森からは立派なトレースが出来ている。行者に行く道の様。渡渉もなくあっけなく小屋に到着。天狗尾根もトレースばっちりと確信してわかんをデポ。

すると、赤岳沢へのトレースがなく、地獄谷へのトレースに導かれ右往左往。わかんを取りに戻るが、うっすら隠れトレースがあるのでこのまま進むことにする。朝から気温は高めだが小雪が舞っていて眺望ゼロ。ちょっとでも踏み外すと腿まで潜る。ちょっとした凹凸頼りにプチラッセル。南陵の時は終始一人ラッセルだったので、OZくんも頼もしくなったものよ。

トポでは小屋まで2時間+尾根上2時間なのだが、計7時間要して2300mに到着、13:30。 先行の幕場跡を利用。男性4人Pといったところか。

18時就寝5時起床。 昨晩で30~50僂旅濱磴あった模様。でも、うっすらトレースに助けられ予定通り1.5時間で岩稜帯に着いた。上部なので雪はサラサラで固まりにくくトラバースや急斜面は緊張した。

トポでは特記してない所(と思われる)でザイルを出した。中途半端に岩が出ていて、足場は崩れやすい。ピュンピュン出たよアドレナリン。大天狗の基部なのか、もっと下にいるのか。とにかくここは直登ではない。OZくんは「こっちじゃないか」と言うが、「そんならお前が行けよ」心でつぶやく。

ザイル出してトラバースしてみる。この雪の下は空洞なのかって感じで固まらない。こえぇコエェ。岩に乗ってあっちの雪面に出ればルンゼを詰めることができる。が、この岩に着いてる雪が吹けば飛ぶサラサラ雪。アイゼン効かして、なんて論外。丸っこいホールド、すっぱり切れ落ちてる、おまけにノーピン。せめてペツルがあればA0でトライするがねぇ。岩に乗ったところでこの雪に戻るときは不安定すぎて崩れるだろう。ちょっと上からクライムダウン気味に再挑戦してみたが、足元の雪が一気に雪崩れて行った。

ヤメヤメ、ここで敗退決定。気温は高く、無風快晴。登攀日和なだけに悔しいが、まあ技量不足は納得のいく敗退だ。

1月はやっぱ厳しかったな。機会をみてリベンジしたい。10時下山開始、懸垂も交え13時小屋。昨日の我々のトレースも消されがち。さらに2時間で車に下山。

毎度、東面に来て思うこと、雪と戯れすぎて当分雪山はいいや、心身疲れます。でも充足感はこの上ない。

(記録:たまきち)


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