山行記録/個人山行/2014-04-26/北ア・鹿島槍天狗尾根

Last-modified: 2014-06-26 (木) 12:16:39 (1338d)
山域北アルプス・鹿島槍ケ岳 天狗尾根
日程2014年4月26~27日
メンバーたまきち、会員外2名


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レポート

鹿島槍天狗尾根行ってきました。 1月の弘法小屋尾根のメンバー、N野さんI崎さん3人で。

東尾根は過去2回いったことがあり、2回目のときは天狗尾根なら尚良かったな、で行きたいリストに挙がってた。 1月から話は浮上し現実化してた。 4月になり、徒渉対策、軽量化、ザイルは1本と煮詰まってやる気が出てきた。 仮眠は無人駅舎、寒かった。 GW初日、大谷原は満車状態。山岳警備隊から忠告を受け、7:50出発。9時には二俣着、すべて飛び石で渡れた。取り付き直下の徒渉も一瞬の浸水で渡りきる。単独の先行がいるはすだ、30分ほど先に。尾根までの藪の酷いこと。発狂寸前、しかもクソ暑い。やっと雪が現れたときには貪り食べて体温を下げた。ここで11時ころ。後行2人Pに抜かれ、ほぼ5人P状態で稜線を行く。気温も高く腐り雪で、ノーアイゼンで問題なし。

13時 第一クーロワール着。見た感じ問題なさそう。ノーザイルで行く。軽量化のため、バイルも3人で1本にした。たまきち所有のをN野さんが担いでたが、ありがたく私が使用させてもらう。サクサクというより、グソグソって感じ。ちょこっとしたトラバースに出たのでアイゼン装着。

14時には第二クーロワール。アイゼン効くのでノーザイル。私はダブルアックスなので快適かいてき。大きなシュルンドが出来てるので、トラバースして直上。っと言っても単独さんのトレースがあるので何ら問題ない。しかし案外傾斜があるので気は抜けないし、息が上がる。足場を安定させて全身で呼吸する。

14:40には今夜のお宿、天狗の鼻に到着。 単独さんは随分前に着いたらしい、明日は一人で北壁だとな、ツワモノだ。気温も高いのでビールで外宴会。雪上でビール!たまんねぇ。っと急激に冷える。

27日 4時起床、5:40発。 先行は20分先か。早速大汗。急な雪壁やナイフリッジの連続、私は今日もダブルアックスなので快調。通称マッチ箱と呼んでた所で中休止、7:30。

これを越えたら先行がザイル出してた。しばし待機。中途半端に腐った雪が着いてる。岩を行くよりマシでしょう。ザイルはN野さん担いでた。が、たまきちさん行く?と。良いの〜〜、でリードさせてもらう、

8時。足場の雪は心もとないが、アックスが効くのでカシカシ行く。岩も出て楽しい、15m程か。次も岩稜なので、もう1ピッチ出す。ここもリードしちゃった、簡単な岩場。

9:20雪原で休憩、東尾根の核心部のまさに隣。声も通る。 10:20北峰、11:11南峰着。彼らは山頂ビールも担いでた。30分も山頂ビール宴会できた。たまんねぇ。途中、目視できてた鎌尾根を下る計画に変更する。ここは雪庇もセリ出てなかったし。ザイルを着けてN野さん下降成功。私は足が届かず不安この上なかったので、ザックを降ろし、空身で突破、12時。

うっすらトレースもありこれに続く。しかし、気温の高さはハンパなく、隠れシュルンドに脅かされた。一度は身体2/3埋没した。片方の足元すっぽり抜け落ち、対岸に手を出し落下を免れた。中は大きな空洞、オッソロシイ〜。下れば下るほど雪が腐り、太ももまで埋まる。勢い良く埋まったら、抜け出すのに一苦労。シュルンドに怯え、ズリっと来る滑落に備え、心身果てた。

14:17ようやく雪崩の心配もない北俣出合に着いて一息入れる。食事燃料もあり、ここで幕も良いが酒がない。振りしぼって歩き、15:45大谷原へ下山した。

大町温泉で汗を流し、スーパーで買い出しし、運動公園で花見しつつ打ち上げ。メニューは焼き肉&寿司刺身。たまんねぇ。お疲れ様でした。

(記録:たまきち)