山行記録/個人山行/2013-02-26/ラオス ターケーク・フリークライミング

Last-modified: 2013-05-12 (日) 09:52:16 (1750d)
山域ラオス ターケーク フリークライミング
日程2013年2月26-3月13日
メンバーS田(その他2)





報告

ラオスでのフリークライミングエリアとしてはバンビエンが著名だがバンビエンには2人のメンバーは行っているので今回我々は日本人があまり行っていないと思われるターケークへ行くことにした。ターケークの岩場は直近のrock &snow に紹介されている。ターケークは首都ビエンチャンから南へ約340キロほどのところだ。ラオスへの直行便はないのでハノイ経由でビエンチャンに入る。ビエンチャン到着が夕方なので一泊500-600円程度の安宿に泊まり翌朝レンタカーでターケークに向かう。ターケークには12日間滞在するので昨日のような安宿でなくもう少し快適に過ごせる宿を探し一泊1700円で部屋が広くてバスタブとクーラーも付いたメコン川に面したメコンホテルに決める。



2月28日-3月3日

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毎朝8:30にホテルを出発し岩場のあるグリーンハウスにレンタカーで通う。バイクや車で混雑した町なかを抜けると走り易い道路を40-50分の道のりだ。グリーンハウスはドイツ人夫妻が経営しているロッジだが昨年火事で焼け現在再建中。小さなロッジに夫妻やクライマーが泊まっているようで中には常設のテントに泊まっているクライマーもいる。客は全て欧米人だ。毎日ここに通ううち大勢のクライマーと顔見知りになり挨拶を交わすようになった。一番近い岩場まで1-2分、遠くても10分程だ。二子や城山のように山の中の岩場でないので下地がよく各エリアでゆっくり過ごせるのが嬉しい。陽が当たると暑いが乾燥しているせいか日影は過ごし易い。昼食は毎日一杯80円のネスカフェと1本10円のバナナ2本、それに市場で買ったマンゴーやリンゴやナッツなど。まだ食堂が完成していないので地面に置いた板に各自おもいおもいすわり車座になって食べる。 クライミング初日は各エリアを観察したあと傾斜の少ないエリアで5.9から10a程度のルートを数本登り明日からにそなえる。2日目はアップのあと先にトライしていたクライマーが面白いと言っておりトポにトンネルルートと紹介された10dのルートにトライする。トンネルを抜けるところが狭くて難しくおまけに抜けたあと足場がツルツル滑る。滑るのは大勢登っている人気ルートだからだろう。トンネルを抜けるルートは今まで出会ったことも聞いたこともない。面白いルートに出会ったものだ。3日目からは少し暑めの気候にも慣れてきて11台にもトライし始める。日本で寒さを我慢しながらトライしているより嬉しい。時には長袖が必要な日もある。全く雨が降らず乾燥しているので喉の調子がおかしくならないよう気をつけた。



3月4日

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今日はレスト日にしてメコン川に架かる第3友好橋を渡って対岸のタイへ行くことにする。ラオスでの出国手続きをしてタイへの入国手続きをしたが車をタイへ持ち込む書類が必用と言われ他の人達が提示している書類を探すがレンタカー内にない。国境を越える予定がある場合どうもその旨をレンタカー会社に申請し書類を整える必用があるようだ。入国許可が出ないためやむを得ず町に戻りホテルの直ぐ近くの渡し船に乗ろうとするが現地人しか利用出来ないと断られる。今日のタイ行きは諦めた。近郊に洞窟が幾つもあるのでその2つ見物するがそれほど大きいものでなく内部に仏像を祭ってあった。その途中ラオスの農村風景を見れたのが嬉しかった。ラオスの人々はみな穏健で道路が渋滞していても道が分からずモタモタしていても警笛を鳴らすようなことはない。農村で出会った女の子は私が話しかけると頬が赤くなるほど羞じらいをみせた。



3月5-6日

岩場にも気候にも慣れて7a(11dに相当)にトライする。終了点1本手前のピンまでゼイゼイ息を切らせながらもノーテンションで行くがそこまで。最後が難しくてとうとうレッドポイントに出来ずに終った。



3月7日

今日はレスト日。先日レンタカーでは入れなかったタイへ路線バスで行くことにする。イミグレーションで出国審査を受ける時トラブルが発生する。先日タイに入国出来ずラオスに戻った時車がどうした訳か簡単にチェックを通過出来たため入国審査を受けずに入国していたのだ。つまり我々はラオスに不法入国をしていたことになる。その間の事情を必死に説明しようとする。しかしレンタカーのタイへの入国書類の不備などをうまく説明出来ずにいると係官が大勢出てくる。彼らの相談の結果我々が入国手続きを忘れたということでパスポートに入国スタンプを捺してくれた。空港ではあり得ないこと。係官が融通を利かせてくれたから助かった。バスは我々が手続きをしている間に出発しその1時間半後の次のバスが来るまで待った。メコン川を渡ってタイに入ると緑がラオスより濃く感じ道路も整備が進んでいるようだ。終点で下車するが町の中央までは大分遠いようだ。大きな寺院を見学する。中は緑に被われ風が吹き抜け気持ち良い。昼食にヌードルを食べるがラオスと変わりがないようだ。マンゴーライスが目についたので注文する。ライスの上に白くてすごく甘いとろみのあるスープがのっている。マンゴーの切り身が沢山添えられているので一緒に食べるが果物と甘いライスの食べあわせに全く違和感がなく大変旨かった。マンゴーはラオスの青いのに対してこちらは黄色い。ラオスでもタイでも毎日のようにマンゴーなどふんだんに食べたが日本では考えられないことだ。今回はきちんと入国手続きをしてラオスへ帰国した。



3月8-10日

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今まで計2日レストしたのでターケーク最終日までクライミングだ。岩場の目玉というか存在感が一番あるルーフエリアを攻める。12cをオンサイトしたクロアチア人が登り易いと言っていた11cのルーフに取りつく。前傾壁からルーフに入ると天井をあお向けになって登るような感じなのでどちらへ向かって行けば良いのか一瞬分からなくなるがホールドは大きいので自分にとっては登りやすく面白い。しかしがあらゆる筋肉に負担が大きく疲れる。ルーフの大きさに圧倒されこのエリアを敬遠していたがこんなに面白いのだったらもっと早くトライしていればよかった。とうとうこのルートは登れずに終ったが次回来る機会があればもっと積極的にこのエリアにトライしたい。



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ターケーク最終日の夕食は今まで食べ歩いたなかで一番気に入ったレストランへ行く。その店はクチコミなのかガイドブックに紹介されているのか何時も欧米人が来ている。毎日の夕食は食べたいものを食べビールも充分飲んで1日400-500円ほど。ホテル代も入れて1日3000円もあれば結構な生活が出来る。只ワインが普通の店に置いてないのが残念だった。



3月11-13日

11日は半日かけてターケークからビエンチャンに戻り当日の宿探し。幸いメコン川に近く一番の繁華街にあるゲストハウスを見つけることができた。朝食付きで一人1300円。夕方屋台で炭で焼いたメコン川の川魚や焼鳥などを食べた後、メコン川添いにずらりと並んだ屋台を散策する。



3月12日

この日は夜のフライトまでビエンチャンの観光。ビエンチャンのシンボルといわれる黄金の塔、パリの凱旋門そっくりな戦没者慰霊の門、人と肉.魚.野菜.第八車で溢れている市場を見てまわった。夜ビエンチャンを出発、夜中ハノイで乗り換え、午前1時過ぎから機内サービスのワインを2杯飲んだあともう午前5時には朝食、成田着は午前6時30分、睡眠不足の帰国だった。(S田)


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