山行記録/個人山行/2013/9/22/箱根・丸岳

Last-modified: 2013-09-23 (月) 17:53:58 (1728d)
山域箱根 丸岳
日程2013年9月22日(日)
メンバーLicca*

コースタイム

小田原駅→仙石バス停7:35→乙女口→乙女峠→丸岳→長尾峠→湖尻水門12:40→桃源台駅→小田原駅

レポート

丸岳に登るのは “ついで” であって、本来の目的は長尾峠にいくことだった。 そこで、なぜ長尾峠に行きたくなったかを、まず説明しよう。

先日読了した『グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』にて、1890年(明治23年)5月に長尾峠へ富士山をスケッチしにいった外国人がいて、当該書籍の著者も、この外国人と同じルートをたどった、との一文があった。 そこで、私も、長尾峠からの富士山の姿を見てみたくて、この山行を企画した。

乙女峠までは、金時山へ向かうハイカーが多数いたが、丸岳へは向かう人は皆無だろうと思いながら、一人、人気のない道を気ままに歩いた。

丸岳山頂の少し手前右手(北側)に、笹で隠された脇道があった。その道を入るとちょっとした広場があり、そこから富士山を眺められる。山頂へ戻るとベンチがあり、ここからは芦ノ湖や箱根山などが眺められる。 爽やかな風に擦れる笹の葉の音が、耳に心地よい。この音のおかげなのか、汗ばんだ体からみるみる汗が引いていく。 なんて気持ちがいいのだろう・・・

眼下に芦ノ湖を眺めながら、明るい道を南下する。人気のないルートと思っていたが、思いの外、人とすれ違う。

待望の長尾峠は、笹に囲まれた展望のないところだった。 123年前は展望があったのだろうか? それとも、峠から南下、もしくは北上して富士山の望めるところまで移動してスケッチしたのか? なんて昔に思いを馳せながら、峠をあとにした。

更に道をひたすら南下。 芦ノ湖スカイラインと接したところに登山道がつけられた箇所があるので、車やバイクの音が、私の思索の邪魔をする。

この辺りの道は、アップダウンの傾斜がきついうえ、道は水切りがほどこされていて、歩きにくい。 ようやく湖尻水門への分岐に到達。ここで古期外輪山の稜線ともお別れだ。 この道は荒れていて、疲れたふくらはぎを容赦なく泣かせる。 舗装した道路に出て、ほっと息をつく。 ここからは登山地図に記されている、湖沿いの道を行くはずだったが、すぐにはわからなかったし、探す気力も残されてはいなかったので、素直に車道を歩くことにした。15分ほどで観光客で賑わっている桃源台の駅に着いた。

今回、アップダウンのある道を、久々にストックなしで歩いてみたが、ヘトヘトになってしまった。 体力の低下はわかっていたが、この程度の山で、これほど疲れるとは・・・ショック。 でも、しかたない。 今後も、無理せず、頑張ることなく、身の丈にあった山歩きをしていこう、っと思った次第。

(記:Licca*)

写真

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(丸岳から芦ノ湖を俯瞰)


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(芦ノ湖を眺めながら、道を南下)


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(待望の長尾峠)