山行記録/個人山行/2010-02-13/上越国境・赤沢山

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:25:17 (2959d)
山域上越国境・赤沢山
日程2010年 2月13日 - 2月 14日
メンバーこーさか

ラッセル(?)と雪洞掘りの練習に行ってきました。

コースタイム

2/13 土合駅(09:00)-(09:31)林道終点-(11:43)935m地点-(13:55)雪洞作成終了
2/14 雪洞(08:51)-(10:13)赤沢山(10:39)-雪洞(11:28)-(12:03)土合駅

記録:

2/13 仕事で帰宅が遅れ、一睡もせずに始発電車で土合に向かう。高崎-水上間で爆睡。土合駅の階段でお声を掛けられ、振り向けばPump-1や藤坂でお会いしている方。Pump-1のこと、お互いの所属する山岳会のことなどの話をしてたら階段はあっという間だった。
駅舎で別れ、支度をしてから一人で土合の家に向かう。裏手の林道から既にラッセル開始。といっても入り口の除雪跡を乗り越えれば深くても膝程度で、平坦な雪道に足跡を刻んで行く。

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(堰堤手前、目の前を左に上がる尾根)

林道終点で沢に当たり、少し下ってから細い流れを跨ぐだけの徒渉。目の前には左手の車道から伸びる稜線が横たわる。ここから急登が始まり、斜面のラッセルは膝上まで。稜上に乗れば楽が出来るかも、いやいや距離から行って直上でしょうとか、ウジウジ悩みながらも足は止まらずココロとカラダは全く同期が外れている。尾根上は少しは楽になった。
しかし今度はクラストした箇所が出てきてキックステップもままならず、木に持たれながらアイゼン装着。一本調子の登りをザクザク登れて高度を稼げる半面、これでは雪洞は掘れないかもしれないという不安がよぎる。高度計が935mを示す辺りの平坦地が一応目を付けていたところ。ラッセルが大したことなかったので昼前には到着してしまった。大して体を動かしていないことに罪悪感を感じるが、しかしながら眠い。幸いにして尾根の右手には立派な雪庇がずらっと並び、その下の斜面にも楽に降りられる。謂わば雪洞適地で、分譲住宅地の基礎だけ出来上がっている状態。この平坦地をやり過ごすと暫くは急斜面の登りのはずだから、行動終了として雪洞掘りを開始する。
雪が固いので力を入れてブレードを突き刺せばブロックがバスバスと切り取れる。スノーソーがあれば楽だったかもしれないが凍ってはいないのでスコップでも掘れる。20分でしゃがんで風除け出来るくらいが掘れた。去年の雪訓では翌朝の天井の下がり具合に驚いたので、今回は「胡座で座っても手が天井に届かない」高さまで掘った。1時間半でVL-22より広い空間を切り出し、そこから天井の平滑出し。オーバー手袋で丹念に均し、30分以上掛けて満足の行く仕上がりに。

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(造成前)


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(造成後)

2時から早速宴会開始。魂の篭もった天井からは水滴が落ちることは無く、ガソリン全開。白菜1/4を全量投入したモツ鍋をつつきながら静かな雪山を楽しんだ。雪洞は静かだというけれど、天神平のアナウンスが進入してくるのが興醒めか。
前夜に寝ていないので6時くらいに一度いい加減な姿勢で寝て、9時に寒さで起きて2次会して、12時に就寝。

2/14 目覚ましかけずに寝たら起きたのは7時前。朝食はきし麺一玉をしっかり頂いてのんびりと出発。Protrekが電池切れを起こしていたので1時間くらいして復活しなかったら引き返すことにする。
雪洞を掘った平坦地の終わりからは広い尾根を一本調子の登りになり、無心に歩を進めるだけ。それが終わった1,180m辺りでまた右手に雪庇が連なり、辺りは樹林も切れて眺めも良いので、ここまで上がってきても良かったかも。そして最後の登りをこなせば、いままで見えなかった上州武尊と尾瀬の山々が現れた。山頂付近の雪庇は東に伸びており、下の斜面が急なので回り込んで雪洞を掘るのには向かない感じ。白毛門に向かって少し歩いて気持ちの良さそうな稜線を偵察したら、スノーマウントだったら幾らでも掘れる感じ。
下山はさっさと雪洞まで、とは行かず、下手な雪道の下りを恐怖しながら降りる。雪洞で残置物を回収してとっとこ下山。腐ってきた雪に足を取られ、何度も転んで林道に復帰。自分の場合、雪の下山でこける時は必ず右足が内側に抉れるパターン。靴底も踵の右外側ばかり早く減る。インソールとかでなんとかならんもんか。
12時台に水上行の列車があるはずだが細かい時間は覚えておらず、なるべく早く駅に着くためにショートカットして眼下のプラットホームに直接向かった。

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(山頂から白毛門と、右手遠くの燧ケ岳)


前の週のこのエリアでラッセル敗退した記録を数多く見ていて期待するものがあったものの、この週末にその面影はなくお気楽山行になってしまった。
この山行の翌日に発売された岳人に掲載されている赤沢山から白毛門に続ける記事は土合橋から入っていた。しかし雪さえ乗っていればどこからでも登れるんと思う。尾根が広いので下山はコンパスを使うか、やっぱり適当に降りることになるか。