山行記録/個人山行/2009-6-27北アルプス・白馬岳

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:25:19 (3017d)
山域北アルプス・栂池高原〜白馬岳〜猿倉
日程2009年6月27日〜28日
メンバーL. まるお、まるこ

記録:

6/27 <高速バス> 新宿8:00⇒白馬町13:30 (往復8500円) <タクシー> 白馬町⇒栂池高原 (2700円?) <ロープウェー> 栂池高原⇒自然園 (1720円+荷物代300円?) 自然園15:00−白馬大池17:30

6/28 <高速バス> 白馬町16:35 新宿21:30着 <タクシー> 猿倉⇒白馬町 (3900円?) 白馬大池5:30−小蓮華−三国境−白馬岳−猿倉13:10

6/27 うす曇 高速バスは席の間隔が広めで快適に爆睡する。予定より一時間遅れて白馬町に到着。ケーブルカーでは10kg以上の荷物は荷物代を請求される。総重量でメタボおじさんよりは軽いよ。納得いかない。ケーブルカーとロープウェーを乗り継いで自然園についたのが15時。もう夕刻でもあり、人もまばら。見ごろを過ぎたオバケ水芭蕉は、濃緑の葉と白い苞がのたくっている。テンバまでコースタイムは3時間20分。

まるおのペースに乗せられないようにマイペースに、でもなるべく早く歩く。登山道はところどころ小川になっているが、歩きにくくはない。登るほどに水芭蕉は小さくなり、やがてまだ小さく可憐な水芭蕉が現われる。天狗原はきもちよく開けた湿地でワタスゲ、イワカガミ、チングルマ、ショウジョウバカマなどなど花がたくさん咲いている。2箇所ほど雪の斜面があって、まるお、まることもそれぞれに山靴選びの反省会。フリクションフリー、ソールふにゃふにゃ。ハイキングシューズだってイロイロあるのに、私たちはどうして、揃いも揃ってこのような靴を選んだのか。傾斜がそんなにきつくなく雪が緩んでいるから登れるけども。無駄に疲れた。 白馬大池のテンバは池ビューで気分よい。池に流れ込む水のせせらぎもよい。池の中に雪が沈み、あるいは浮かぶ様はなかなかプチアラスカである。 小屋は来週のオープンに向けて準備中。テンバ代なし。そしてトイレもなし。でも大の場合は声をかけてから小屋のトイレを使って、とのこと。しばらくしてから単独の男性が到着した。今夜のテンバは2張りだけだ。大人気の白馬も静かなときがあるのだなあ。小屋のすぐ脇に花畑があり、愛嬌のあるハクサンイチゲが満開、予想外のことに鼻息が荒くなる。鍋を作って食べ終わったとたん、どうしようもなく睡魔にのまれていく。こどもセンパア(乗り物酔い止め)の影響だろうか。酔っ払った人が前後不覚になって眠る気持ちがよく分かった。夜中に一度目覚めて、目覚ましをセットできたのは幸いだった。

6/28 うす曇 4時に起床。やっぱりまるおは目覚ましをセットしていなかった。危ない危ない。朝食をのんびり作る。テントの外で淡い朝焼けを見ていたまるおが、なんだありゃ、と叫ぶ。あわてて顔を外に出してみると、長く火の尾を引きながら空を横切る物体はテポドン?隕石??静まり返っている白馬大池を後にする。

横風に気をつけつつ、ゆるやかな尾根をあるく。時々ちょっとした残雪を横切る。お花畑が右に左に現れてわくわくする。こんなに花があるのにこんなにひと気がないとは、信じがたい。緩やかながらも徐々に標高があがっていき、植生が変ってくる。三国境のあたりだったか、ツクモグサとウルップソウのお花畑が登場。ツクモグサは白馬と八ヶ岳と北海道に生える、梅雨時がシーズンの花、ふさふさの産毛がたまりません。会えてうれしいよ。かわいらしいハクサンコザクラも数株ながら発見。

白馬岳は貸し切り、帰りのバスの時間にはちょっと早すぎてしまいそうなので、山の名前を調べたりしてゆっくりする。白馬山荘は営業している。白馬にはじめてきたのは10年位前、S倉さんにつれてきてもらって白馬山荘にとまったのだ、懐かしい。村営小屋のほうはまだオープンしていないが、雪渓にステップが切ってあってありがたい。あとは大雪渓をひたすら下るだけ。雪渓と地面を交互3回くらい歩いてから、軽アイゼンをつけてみる。久しぶりの軽アイゼン装着は右も左分からなくなっていて悪戦苦闘。しかしその後も地面が出てきて軽アイゼンが邪魔になる。雪を歩いていても軽アイゼンにダンゴができて滑る。軽アイゼンが必要なのかとっても謎。ストックは役に立つ。

白馬尻小屋が近づいたところで軽い落石の音が響く。耳をダンボにするも、まるおが緊張感ゼロで楽しそうにおしゃべりしてくる。それから一呼吸おいてタイヤのような落石が転がりながら眼下のトレースを横切っていった。落石が通ったあたりにいた人は察知して白馬尻小屋側の地面に避難していた。その避難していた人は、すれ違った際に真剣な面持ちで、怖いですねえ、と言っていた。怖いだろうなあ。

白馬尻小屋でアイゼンをはずし、まるおのドコモ携帯でタクシーを呼ぶ。あとは樹林の中、キヌガサ、サンカヨウ、エンレイなどおなじみの花を見ながらの下山。6人ほどのパーティーと花情報を交換、オオサクラソウが見られると教えてもらう。オオサクラソウを探しながら歩くがどれか分からない。木にピンクの花が咲くのがオオサクラソウかと見当をつけたが、大外れだった。

タクシーで高速バス停に戻り荷物を置かせてもらう。高速バスの人はみな親切。空身でみみずくの湯へ。露天風呂の眺望がよい、こじんまりとした風呂だ。それから白馬駅前のグラヴィティー・ワークスにて、あっさりとしたおいしいピザを食べる。帰りの高速バスは予定より30分遅れで新宿に到着した。(まるこ)