山行記録/個人山行/2009-6-12/会津駒ケ岳

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:25:19 (2960d)
山域会津駒ケ岳
日程2009年6月21日
メンバーL. まるこ、会員外1名

記録:

新宿都庁下のバス停は閑散としている。夏休みシーズンとあまりに違うので、場所を間違えたかと思って入口をうろうろしてしまう。奥に進むとテーブルが二つ、係員の人が3人、乗客数名がいる。間違いではなかった。バスは一人2座席使ってよい、といわれて大喜び。欠航になったバスがあったのか、あとから3名が追加になったが、その人たちも一人2座席使用。座席の間隔は狭いけど、2座席占有できるのだから頭を窓側にしてみたり、通路側にしてみたり、快適。耳栓を詰め込んで爆睡。大雨の音で途中目覚めてしまったひらりんは、ちょっぴりブルーになったらしい。

予定より早く4時に到着。アルザで下りたのは意外にも私たちだけだった。まだ薄暗く、しみじみと雨が降っていて気分が盛り下がる。とりあえず屋根の下で朝食を取る。やまないので重い腰を上げようとすると、雨がいよいよ強まる。よっぽど歩くのをやめようかと思ったが、こんな時間では温泉にも入れない、行くところがない。 5時ごろ、とぼとぼと歩き出す。雨はどんどん激しくなる。登山道にはあるまじきことに、足元をじょぼじょぼと音を立てて小川が流れる。夕べの天気予報は曇りだったけど、念のために防水スプレーをしておいてよかった。しかし焼け石に水で、靴も雨具もしっとり濡れそぼる。登山道から横の斜面へと水が落ちるように、細い溝を掘ってみたりする。こんなことをしてももちろん何の役にもたたない。でもやるだけのことはやったけどダメだったね、と諦めがつくほうが精神衛生上よろしい。

今朝の天気予報によると、なんと雨は昼にピークを迎えるのだ。これ以上ひどい雨を想像することができない。標高をあげるとちょっと展望が開け、そして雨が普通のしとしと雨になる。天気は悪いが不思議と視界がよくて、右手にひろびろとした稜線がみえる。それまで温泉、撤退しか頭になかった二人だが俄然元気になってくる。

ちょっとまとまった雪を登ると小屋だ。小屋の人が気持ちよく休ませてくれる。持参したチェリーやトマトを食べる。若い単独のお兄さんはキリンテから登ったそうで、いいルートだったという。次回はキリンテから登ってみなくては。雨はいつの間にか上がっている。小屋から先はまったりとした雪原と湿原。雪面が半分以上を占め、花にはまだ早い。雨が上がったが今度は遠くが見えなくなってしまったのでちょっとつまらない。会津駒ヶ岳の山頂は味気ない。中門岳の標識は湿原の真っ只中に立っている。標識と写真を撮るべく敷き詰められた木材の上を進むと、水がじわーんと沸いてくる。

小屋へ戻り始めるとどんどん視界が開けてきて気持ちよい。天気好転の兆しだ。途中で20人くらいの団体さんと合流。仙台から来たそうだ。団体さんよりちょっと早めに小屋を出発しどんどん下る。登山道はちゃんと登山道に戻っている。次第に日差しが出始めて暑くなって来る。 登山口についたのは13時ごろだったか。下りたところには立派なトイレがあり、脇には水道とブラシもあって靴が洗える。すばらしい。ここら辺には駒の湯と燧の湯があるが、歩くのが面倒くさいので、近いほうの燧の湯600円に入る。混んでいなくて、ゆっくりできる。それから向かいのJAを覗いたが直売野菜がなくてがっかり。

帰りのバスはほぼ満席。後ろの中高年の団体がなかなか最悪だ。大音声で笑うは、しゃべるは、貸し切じゃないんだからほどほどにしてくれ。後ろから出てきた足が、私の席の横の補助席を無言で倒し、足を乗せる。切れそうになる。とにかく眠い。これは寝るに限る!というわけで再び爆睡。しかし数時間たつとさすがにこれ以上は眠れなくなる。困ったことに乗り物酔いが始まった。バスでは危ういところで持ちこたえたが、電車でいよいよ進退窮まる。そういえば昔から乗り物に弱かったのだった。車を手放して乗る機会が増えたので、これからは要注意人物である。私が車で青い顔をし始めたら、どうか一番いい席に座わらせて、そしてそっと眠らせてやってください。(まるこ)