山行記録/個人山行/2008-09-13/恋ノ岐川

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:25:01 (2958d)
山域奥只見・恋ノ岐川
日程2008年 9月 13日 - 15日
メンバーこーさか(単独)

コースタイム

9/13 恋ノ岐橋(07:48)→(14:40)オホコ沢出合 曇り時々小雨、夜には雨
9/14 オホコ沢出合(06:22)→(11:31)50mナメ滝→(14:16)姫ノ池 晴れ時々ガス
9/15 池ノ岳水場(06:20)→鷹ノ巣登山口(09:49) ガス後晴れ


過去3回計画が出て、天気2回、仕事1回で全て流れてしまった恋ノ岐、ええい、一人で行ってしまえ〜。

(9/13)仕事で遅れて鷹ノ巣駐車場到着は3時。自転車をデポして恋ノ岐橋に戻って仮眠。疲れの取れないまま7:50に橋の右脇から河原に降りた。今回は遡行図のコピーを取るのを忘れてしまい、大事な原本をザックに仕舞っての行動となった。ただ、3回も計画流れの度に調べていたのでルートの心配はあまり無かった。暫くは緩い流れをヒタヒタと歩く。

20分もしないでトロで腰上まで浸かったけれども、膝より上を濡らすことはあまり無い。トロ、ナメに続く小さなゴルジュではヘツリを楽しみ、そしてまたナメ。釣りをしている3人を抜き、賑やかな8人Pにも先を譲って頂いた。先行者はまだ居るはずだけれども、距離が離れているのか時折イワナが走る。今回は釣りも重要な目的だが、後続に抜かれると釣りにならないし、天気は午後から崩れるらしい。ゴルジュ帯で増水したら逃げ場がないので今日はガマンしてオホコ沢出合を目指すことに。

name.jpg

ナメあり。


gorge.jpg

ゴルジゅあり。どれも易しい。

滝の登攀はどれも怖くは無い。ちょっと悩んで考えたとおりに通過するのが楽しいし、間違っても突っ込まずに戻って再トライする。途中で小雨になり合羽を着たが、直ぐに止んでくれた。この後もパラパラと軽く降られて安心できない。沢はオホコ沢までは真っ直ぐ。

高度計を頼りに進むと初めてマトモな支沢であるオホコ沢が現れ、本流ははっきりと向きを変えた。たしか高台にテン場があるはずと、左岸に巻く道を草むらに上がれば2~3張はイケる絶好の平地に抜けた。なお、上流右岸には沢から見えるところに矢張り良い場所があった。テントを設営して釣りに掛かるが木の枝が邪魔で竿を出し辛い。後続も上がってきたので納竿かと思っていたら8人Pが上がってきて幕営地に苦労しているので、自分の張った場所を提供して、こっちのテントは移した。夜は雨の音を聞きながらの夕食となった。

(9/14)テントを撤収していると単独の方が既に遡行してきた。今日は釣るゾと思っていたので出鼻を挫かれる。それでも遡行を開始して直ぐに良さそうな場所を見つけてなんとか1尾を上げる。後続をかわして間を空けてから遡行するが、その後はアタリも無かった。単独だとペースは早く、竿を仕舞って歩くとすぐに先行に追いついてしまう。その度に気持ちよく抜かせて貰う。オホコ沢を分けてから水量は一段と減ったけれど、滝の登りやヘツリの程度は昨日とあまり変わらないし、胸まで浸かるトロや釜はまだまだ現れる。等高線の間隔が詰まってきたので滝登りの間隔はむしろ短くなった。

fishing.jpg

イワナが釣れた樋はテン場からすぐ。人が歩かない右側を丁寧に攻めた。

空が晴れたこともあるが、周りが開けて明るくなったところで50mの滝が姿を見せた。小滝だらけの恋ノ岐で最後に滝らしい滝に出会えた。左から取り付き、中間部で右に行ってみたり、どんな風にも登れる。登り切って見晴らしの良いところで一本取る。後ろを着かず離れずだった釣り師3人Pに先に行って貰い、念のための水3Lを補給してから詰めに取り掛かる。
姫ノ池に向けてコンパスを取り、水が枯れても沢筋を追っていったら右に寄りすぎたらしく、ザレ場に抜けてから左にトラバースして登山道に出た。薮漕ぎ1h10m。池ノ岳で話しをしたら、8人Pは20分で抜けたそう。釣り師3人はやはり1時間。

山頂台地の水場はチョロチョロながらも出ていた。適当な木枠のある場所にテントを張り、岩魚とチラシ寿司で夕食を楽しむ。そこへジムでお見かけする元会員の成田さんが現れ、暫くお話をすることが出来た。夜には雲が晴れ、中秋の名月が草原を照らしていた。

(9/15) 朝からガス。玉子石だけ見物し、山頂はパスして下山を開始する。途中、休憩の度に成田さんとお話をすることが出来たので、長さを感じずに鷹ノ巣の登山口に到着。しかしデポしていた自転車が無い! 哀れに思って下さった沢ヤさんに送っていただき無事に恋ノ岐橋に戻ることが出来た。

増水も雪渓も無く快適な遡行だった。多分、今の自分に丁度合ったレベルのルートだったのだと思う。怖いところは無かったけれど、滝に取り付く前に良く考えて、その通りに登れるのは楽しい。今度は平日に休みを取って釣りながら歩きたい。

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おいしく頂きました。