山行記録/個人山行/2008-08/27/北アルプス全山縦走

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:59 (3199d)
山域北ア全山縦走
日程2008年8月27日−9月7日
メンバータマキチ(単独)

Photo

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       3人で手を取ってゴール! 

 記録

8/26夜発〜9/7下山 北ア全山縦走12日間の山旅に行ってきました。 

8/27

上高地〜西穂〜奥穂

10h40m行動

概ね晴れ、雨は降られず。とにかく重い!12日分の食糧ガス酒、2Lの水を含めたら30垓瓩あったろう。私もゆかぽんに同行しちゃおっかな?とか、岳沢経由にしちゃおっかな?と気弱になるくらい。ダメだめ、西穂-奥穂間を歩くのが今回のメインイベントだ。当初は新穂高から入山しロープウェイも考慮してたが、北アの窓口と言えば上高地!そこから入山せずには気が済まない。辛いのは今日だけ、と念仏唱えながら一歩一歩足を出した。この日で肩がやられた。  

8/28

奥穂〜槍

7h40m行動

うすらガス〜10:30雨〜夜半まで強い雨。幸いにも大キレットでは降られなかった。キレット終了の看板と同時に降り出した。憂鬱になってるところへゆかぽんとの再会!一気に心が晴れる。ありがとよ〜。  

8/29

槍〜双六〜三俣山荘

7h30m行動

5:30〜晴れ、13:30〜雨。槍ピストンは省略だなと朝寝してたらみるみる晴れ間が出てきた。おかげで渋滞もなく眺望も最高!私の初単独縦走が槍なので感慨もヒトシオ。北鎌も良く見えた。暑いくらいの太陽が照りつけ、予報はまるであてにならない。 

8/30

三俣〜烏帽子

8h10m行動

10時〜雨、11時〜本降り。歩き出しに一瞬ガスが切れ、槍がバイバイしてくれた。水晶でも一瞬晴れ間が見えた。一日中雨だったが風はなく寒くないのが救いだった。 

8/31

烏帽子〜船窪谷出合〜針ノ木

10h10m行動

晴天。夜中はさすがに寒くあまり眠れなかった。6時には太陽が照りつけた、心が躍る。しかし、靴はぐっしょりで時々靴下をしぼって歩くほど。船窪出合からの登り返しのしんどいこと!まさに沢登りそのものだった。またしても靴がびっしょり。鼻もまがる匂いをはなっていた。ご褒美に生ビール1000円を奮発した。 

9/1

針ノ木〜冷池

9h30m行動

晴れ〜11時〜ガスガス。針ノ木山頂からの眺望は最高だった。一生の思い出に価するだろう。この日は常に扇沢を見下ろして歩いた。岩小屋沢岳あたりは人間慣れした猿がいっぱいいて怖かった。ここでやっと携帯がつながった。ガスの合間に見える爺や鹿島槍が幻想的に見えた。春に来たところだから思い出深いね。冷池はさすがにテントも多い、6張りだ。それまでは私1張りも多かった。  

9/2

冷池〜五竜

8h30m行動

晴れ〜10時〜ガス、富山県側は晴れ、信州側は雲海。崩れると云われながら朝から快晴。剱だけは常に良く見えた、格好良い。この日行程が一緒の単独者がいて写真が撮ってもらえた。このコースは反対から歩いたことがあるのだが、五竜への登りがきつかった。時間に余裕があれば唐松まで行きたかったが、とても先へ行こうとは思わせない急な岩稜のぼりだった。  

9/3

五竜〜鑓温泉

8h30m行動

晴れ〜9:30〜ガス〜12時〜雨。今日も崩れると云われながら快晴。不帰のキレットは不安だったのでまずは一安心。このまま天気よもっておくれ。今日も前日の単独者と行程が似てる。彼は天狗を超え白馬まで行くらしい。後続が必ずいるっていうのは安心材料になる。ありがたや。ここまで停滞もなく邁進してきた。明日には本当に崩れるらしいが温泉を目指した。8日目だからお風呂が恋しかった。稜線よりも雨風はしのげるはずだ。不帰のキレットは歩いたことがなく不安だったが、難なく通過した。鑓温泉への下りにさしかかるころ雨となった。後続の彼も白馬を断念し温泉に変更したようだ。無事8日振りにお風呂に浸かれた。至福の時とはこのときだべ。まずは1時間の入浴。ビール飲んで洗濯して2度風呂:1時間。20時からは女性専用とのことで3度風呂:1時間。朝日を見ながら4度風呂:30分。計3.5hの入浴か幸せだったな。  

9/4

鑓温泉〜白馬

5h20m行動

7時雨あがる〜小降り、視界10mの真白ガス。今日は予備日というともあって行程は短い。朝風呂も入って登り返す。稜線は風がある、昨日は下って正解。昼にはテント設営完了。小屋にはストーブもテレビも本もあって街のよう。2時間くらい生ビール一杯で滞在させてもらった。明日は待ちにまった合流だ。 

9/5

白馬〜朝日小屋

6h50m行動

ガス〜6時すぎから晴れ。白馬から女子大生7人Pと下山まで行程が一緒だった。軍隊のような集団だった。なので、とにかく私一人先を急いだ。なにしろ合流だもの。このテントは宴会会場になるんだ、綺麗に乾かさないと。競って歩いたのも否めないが、下りが多かったからか、右足のもも筋肉が悲鳴をあげ始めていた。昼にテン場到着、乾いた宴会会場完成。と思ったら雨だ。でも、もう上がってくるはずだ。まっ白の中傘さして迎えに行こうと歩き出した途端、[たま〜〜]と聞こえた。うおおぉおお〜と歓声をあげた。いや〜嬉しかったなあ、感動したなあ。いやいや人恋しかったもの、感謝感謝。で、宴会に突入なんだけど、つまみに感動。私毎日味ごのみっていうせんべいだもの。生食、肉、うなぎetc胃がびっくりしてるんじゃないのってくらい食べた。おまけに小屋から夕飯のお呼ばれでカレーを御馳走になった。10日振りに満腹で床に就いた。 

9/6

朝日〜ツガミ山荘

8h行動

やや晴れ、雨は降られず。小屋の方にお礼を言って&アルプスと海をつなぐツガミ新道というTシャツを3人で買った。今日で11日目、私のペースというのも出来上がっててA原さんペースにはついていけなかった。足がまたまた悲鳴をあげ始めてた。大きなアップダウンではないのに、足が思うように運べなかった。遂には曲げるのが苦になってきた。Lさんにシップをもらい、ゆっくりペースにしてもらい、時々痛い膝を押し曲げて筋肉を伸ばし、だましだまし歩を進めた。 シップの効用で劇的に緩和されたのは嬉しかったが、長くは続かなかった。かろうじて山荘に到着したという感じだ。明日までになんとか回復しておくれ。ここでも、生キャベツやらつまみが潤沢にあった。ありがたいことです。たまが喜んでくれたらというセリフも泣かせるねえ。小屋も快適で毛布もあった。 

9/7

ツガミ山荘〜親不知

8h20m行動

ガス〜時に雨。歩きだしは急下降がないので、もも筋肉は堪えていた。しだいに下りに入ってくると、こらえ切れず筋肉は固まりかけていた。なんとか押し曲げ、シップ交換し劇的に良くなることを期待した。金時坂の急下降でもなんとか悪化せず核心突破。少々の痛みで歩き通せた。仲間がいたおかげと感謝してます。ついに、国道も見えてきた〜。12日間か、長いようで短かった、もしくは、あっという間のようで延々と長かった12日間の山旅だった。最後は3人で手を取ってゴール!いや、まだだ。海へ行かねば。ここでも3人で手を取って海に浸かった。いや〜成し遂げたんだなあ。で服を脱いで泳いだ。最高に気持ち良かった。見かねて、Lさんも泳ぎ出した。つられてA原さんも泳ぎ出した。いや〜適温で本当に気持ち良い。3人で泳いでると最高に楽しい。 仲間がいるって幸せだなと感じた山行でした。