山行記録/個人山行/2008-04/19会津駒ケ岳

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:58 (3139d)
山域会津駒ケ岳 山スキー
日程2008年04月19日-04月20日
メンバーL:TI、たまきち、TY、Licca、他1(HA)

 行程

1日目 会津駒登山口→尾根取付→1800m付近(泊)

2日目 1800m付近→会津駒ケ岳→1800m→アンテナ→夏道とは違う1本南側の尾根→その南側の尾根から北側の沢→林道→登山口

 記録

4/19(土)

前夜22時に都内を出発し、1時過ぎに今日の宿でもある「会津高原駅」に到着。宴会後仮眠をとる。

朝起きると、予報どおり雨だった。 山スキーの道具を持っていない私は、TIさんからフリーベンチャー(フリートレック)をお借りし、靴は冬靴を履いての参戦である。 登山口から100メートル先あたりからスキーを装着。小さな橋を渡ってすぐ左の谷に入る。 ここからシール登行が始まる。 シールがガシッと雪面を捉えてくれることに感動。 しかし林道に乗り上げる手前の急傾斜では、スキー操作に問題があって、シールを利かすことができず、逆流して前に進まない。これは想定内のことなので、慌てない。このような場合は迷わず最終兵器「つぼ足」に頼ることにする。

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    アンテナ先の急斜面を登るTIさん。もちろん私はつぼ足

尾根の取付にある階段からは先は雪が付いていないのでスキーを担いで登り、尾根が広くなったあたりから、再びスキー装着。 思った以上に順調に進むが、アンテナのある所から先の急斜面で再びつまずいた。急斜面に対しての対処でもある板を横にした階段登りも上手く出来ないし、キックタンーンもロボットみたいな動きで、どうもぎこちない・・・しかたない、ここは最終兵器「つぼ足」に任せよう。幸いにもその後は最終兵器「つぼ足」の出番はなく、1800m辺りであっさり幕営することにする。 実はこの時、まだ12時過ぎである。 そして「乾杯」の歓声をあげたのが13時。その後、宴会は延々22時まで続いたのである。

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    手巻き寿司を食べながら・・宴会は延々と続いた

4/20(日)

予定より1時間遅く起床。 天気は思った以上に回復が遅いようだ。 朝食後、軽装で頂上へ向かうが、森林限界を過ぎた辺りから、風が強まり、視界は50m程度と、かなり悪くなってきた。山頂に近づくにつれ尾根が広くなるので、視界が悪いと迷いやすくなるが、進路には等間隔にポールが立てられているので、それを目安に進む。小屋を過ぎ、ようやく山頂を踏む。

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    山頂。ここからが私にとっての核心。

私にとってここからが核心。 果たしてスキーで上手く下れるのだろうか・・・ スピードが出ないように一人シールをつけての滑降した。体を前後に振りながらバランスの取れる体勢を探してみるが、体が降られすぎてすぐにコケてしまう。バランスもとれず、スキー操作もままならない為、スキー板はすぐにザラ雪の中に沈んでしまい、スキーの流れは止まる・・・しかし、上半身はすぐにはそれには反応できず、結果、頭から雪面に突っ込む結果となる。まさに雪上版の「犬神家の一族」ポーズそのもの。 途中、シールをはがしてみるが、状況は変わらない。 コケては立ち、またコケては立つ。その繰り返しで全く前に進まない。 もうだめ。 Give upだ。 ここで最終兵器「つぼ足」の世話になることにした。

テントを撤収後下山。やはりここでも最終兵器「つぼ足」を利用し、皆と別れて一人尾根を下る。アンテナのある所でみんなと合流し、1本入れる。

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    滑れるみんなが羨ましい、と指をくわえる私・・・

実はここで下る尾根を間違えてしまった。夏道よりも1本南側の尾根に降りてしまったのだ。尾根に下りてすぐTIさんが間違いに気づいたが、そのまま左側の谷を下降。傾斜がきつい上、木が密集している。ここでハプニング。たまきちさんが木に激突してしまった。幸い大きな怪我はなかったが、ストックが真っ二つに折れてしまうほどの衝撃だったのだ。大事に至らなくてよかった。この谷の降り口は昨日最初の1本をとった林道の所だった。傾斜は急だが、雪がしっかりと付いているし、一直線に最短距離で下れるので、夏道を下るよりも楽だったかもしれない。お昼頃に登山口に到着。肩の荷も、心の荷も下りてホッとする。

激辛デビューの山スキーであったが、「今にみてろ〜」っとリベンジの炎は心を焦がしている。今回山スキーは散々な目に遭って面白くはなかったが、山行自体は最高に楽しかった。同行してくださった皆さん、ありがとうございました。(Licca)