山行記録/個人山行/2008-01-19/八ヶ岳・赤岳主稜

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:53 (3138d)
山域八ヶ岳・赤岳主稜
日程2008年 1月19日
メンバーL. YT, HK

コースタイム

1/19 道の駅・小淵沢→美濃戸(08:00)→(09:45)行者小屋(10:50)→(11:37)文三郎から分岐→1P(11:57)→(14:55)赤岳北峰→(15:51)行者小屋

記録:

雪の少ない林道を美濃戸まで車で入り、そこから黙々と行者小屋へ歩く。南沢の崩壊地は整備されており、問題なく通行出来た。行者小屋にテントを設営し、先に準備を済ませたYTさんを走って追いかける。文三#郎道が階段を越えて平らになったところ、同じ高さに1ピッチ目のチョックストーンを持ったチムニーが見えるところからトラバースして取り付きに進む。先行Pがあり、トレースはしっかり付いていた。6Pが核心と思っていたので奇数ピッチのリードをさせて貰う。

kokuryou_route.JPG

(昼前の主稜、-15℃だそーです)

1P:HKリード チョックストーン(=CS)の左に残置スリング、さらに左上にスリングが見えるが、CSは直登すると良いと調べていた。しかし良いホールドがなく、バイルも掛からない。YTさんに言われて残置スリングに中間支点を取ってから、さぁ、右手のバイルを掛けて体を上げたらバイルが外れてフォールしてしまった。中間支点を取らなかったらと思うと恐ろしい。これで吹っ切れて、スリングに手を掛けて体を上げればCSの左上部はガバだった。ここを乗越せばあとは易しく、チムニーを抜けて右上してペツルに掛かったスリングでピッチを切った。

2P:YTさんリード 左のカンテを旨く使って体を開いて上がって行く。バイルを刺すより、大きく持ち易いホールドが有り難い。

kokuryou_2p.JPG

(2P終了点から。ヒー、ビレイしてー、というほどでもない)

3P: 傾斜が無く易しそう。そろそろ後続も来ているのでノーロープで通過した。日陰から解放され、足の爪先の痺れも収まってくる。

4P:HKリード 凹角の出だしは岩に良さそうなスタンスは多く見つかり前爪だけで乗るが、なかなか二本平らに乗らないのでまごつく。手は岩だったり凹角奥の雪にバイルを刺したり。凹角の左面の残置ハーケンに左手でスリングを通そうとして落としてしまい回収不能になってしまった。ミスをする自分が怖い。あれ、左目のコンタクトレンズも突然外れてさらに焦る。慎重にスタンスを拾って抜けた。

kokuryou_4p.jpg

(4Pリード行きます。楽しー)

5P: 目の前に上部岸壁が聳える。広く緩いミックスを上部岸壁の右下を目指して確保なしで歩いた。

6P:YTさんリード 出だしの立った壁、YTさんの登りを見ていても自分で同じように足が上がるか心配だった。右手、右足が決まったので右に体を振ったら左足が良いところに上がってくれた。この壁を抜けた先の右への短いトラバースはステップが出来ていたので楽に行けたが、リードでトレースなしだと怖いだろうなと思う。凹角を直上して終了。他のピッチは怖いところは1~2箇所なのだけれど、この6ピッチ目は終始緊張させられた。

kokuryou_6p.jpg

(6P終了点から。天候は終始穏やか)

残りのピッチは確保せずにこなして北峰登頂。終始穏やかな天候、待ち時間無しの好条件に恵まれ、YTさんにに引っ張られて登攀開始から3時間をちょっと切っての行動で、明るいうちにテン場に帰り、たっぷり宴会。明日も頑張ろう。(HK)