山行記録/個人山行/2007-12-01/北アルプス・爺ヶ岳

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:53 (2960d)
山域北アルプス・爺ヶ岳
日程2007年 12月 1日 - 12月 2日
メンバーL. HK, YT

コースタイム

12/1 大町アルペンライン冬期ゲート(08:00)→(09:24)柏原新道登山口(09:37)→(10:48)ケルン→(12:47)柏原新道から逸れる→(13:44)尾根上→(14:45)ジャンクションピーク 晴れ後曇り後雪

12/2 (04:00)起床(06:30)→(07:55)爺ヶ岳南峰(08:00)→(08:47)ジャンクションピーク(09:50)→(12:09)柏原新道登山口→(13:36)冬期ゲート 曇り後晴れ

記録:

(12/1) 冬期ゲートから雪の無い車道を歩き、柏原新道から登山開始。雪は程なくして現れるけれど、立派な踏み跡が続いていた。事前に調べた記録ではケルンの先の適当なところから柏原新道から分かれて尾根に乗るらしいのでとりあえずケルンまで進む。

地形図では1,970mあたりで登山道と尾根が近くなるようなので、一応は右の斜面に注意しながらもう少し夏道を追って行くことにした。ケルンの先でワカンを着け、暫くするとトレースが消えた。やった、ラッセルと思ったが、後から考えれば取り付きを過ぎただけのこと。膝下程度の緩い登りに快適にトレースを着けて行くと、2,000mの道標まで行ってしまった。

尾根はそう遠くは無いはずだから、その先の登り易そうなところから取り付いた。樹林のラッセルは時々下の潅木まで踏み抜き一気にグレードアップ。技術なのか体重差なのか両方なのか、ここは殆どYTさんに先行して頂き、それを更に踏み抜きつつ稜線に出た。

尾根上には30mと置かずというくらい赤テープが着いており、トレースもところどころ現れて普通の登山道のようだった。雪が少なくなり、木の根を踏むことが多くなったのでワカンを外し、1時間ほどで南尾根と合流するジャンクションピークに到着した。JP直下の樹林の中に整地された跡が見つかったが、JPまで行くと更に綺麗に斜面を切り崩したテン場を発見。

軽い降雪の下、テントを設営して宴会。星空と大町の夜景は綺麗だが、夕食でYTさんが体調を崩してしまい心配。

kr_tent2.JPG

ジャンクションピークの最高の幕営地

(12/2) 日の出直前に出発すると雪の着いた稜線が赤く染まって美しい。ただ、大町は晴れているが爺ヶ岳のピークは風で飛ばされた雪で見えない。森林限界を超え、ルートとなる稜線は露岩の西側と雪溜まりの東側の境目で明確に示されている。西風は終始吹いているが突風になることはなく不安は無かった。目の前の斜面が一面の雪になり、目印の露岩が無くなってガスが濃くなったら嫌だなと思ったらそこが南峰のピークだった。

kr_peak.JPG

爺ヶ岳南峰、このときは濃いガスの中。

kr_minamione.JPG

南峰直下から南尾根のJPまで

中峰すら見えない真っ白の山頂で、休憩もそこそこに下山を開始した。期待していた絶景に会えずに残念だったが、テントを撤収していると次第に富山側にも青空が広がってきて更に悔しい。槍の穂先を目の前に見ながら、JP下の赤テープを追った。前日に尾根に乗った場所より大分降りたところまで目印を追い、古いテープしかなくなったところであたりを見回すと5m下に登山道が見えた。1,760mまで降りており、ケルンより下だったようだ。ポカポカ陽気で雪解けの進んだ道を下ると随分と早く下山してしまい、あ〜登頂を1時間遅らせればと三度目の後悔。

gezansei_koukiatsu.JPG

テント撤収時に晴れてきた爺ヶ岳

山に行っているようでいて実は2ヶ月以上も山頂を踏んでいなかったので、久しぶりのピークハントはやはり楽しかった。(HK)