山行記録/個人山行/2006-11-03/奥秩父・主脈(東部)

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:25 (2960d)
山域奥秩父・主脈(東部)
日程2006年11月3日 - 5日
参加者3名

コースタイム

11/3(実働4:57)
09:35       鴨沢バス停 晴 風ナシ オーダーK、Y♀、Y
10:28−10:35 廃屋 晴 風ナシ N(北側)雲
11:31−11:40 1190M
12:31−12:45 七ツ石小屋下(堂所11:50通過) 晴 日が陰るが暗くない Y♀遅れ始める ザック分解(→Y 食料他、→K フライ)
13:30−13:45 石尾根の広い処(ブナ坂13:20通過) ◎ 風ナシ
14:00−14:20 奥多摩小屋 ◎ 風ナシ 水汲む、水量十分(2.5函3・0.5函2)
15:07−15:30 雲取山避難小屋(山頂15:20 ガス 風弱い)
15:50       三条ダルミ

11/4(実働7:56)
06:10       04:07起床 ◎ 風SW少々 異常なし オーダーY、Y♀、K
07:08−07:20 三ツ山手前登りきった処 風SW 日差しあり寒くない、手袋必要なし
08:21−08:30 北天のタル少々先の尾根乗越(北天のタル08:13通過) ◎ ガスあり、展望なし、上空は暗くない 風SW
09:04−09:15 飛龍神社 ◎ 風SW相応
10:20−10:30 1825M(大常木山SW) 日差しやや出る、高曇りっぽい、風相応
11:22−11:35 将監峠手前 雲の切れ間に青空、晴れてくる 風S相応
11:40−11:50 将監峠 晴 気持ち良い笹原 風Sツ(強い)
12:40−12:50 1980M 晴 風SW
13:11−13:20 唐松尾山 晴
14:10−14:20 2000M(黒槐山手前) 晴
15:05−15:15 分水嶺 広々とした笹原が広がる 晴 笠取山は巻く(水干/多摩川源流/からは道が格段に良くなる)
15:30       雁峠 晴 風SW中 水場は雁峠小屋裏御手洗先の切払辿り5分(水量相応、ルートは明瞭、黒い送水管を辿る) 小屋使用可

11/5(実働4:25)
06:10       04:07起床 ○ オーダーY、Y♀、K
06:50−07:00 1980M(上りきった処) 富士山が綺麗 異常なし
07:50−08:00 古礼山ピーク先
08:25−08:35 水晶山 風弱
08:55−09:25 雁坂峠 ○ 日本三大峠のひとつ、23年振りに主脈が繋がる
10:15−10:25 沢筋 途中からオーダー変更Y♀、Y、K
11:05−11:15 雁坂トンネル上(林道出合10:55)
11:55       西沢渓谷入口

(以上記録、敬称略 K)

記録

11/3 奥多摩駅は混んでいて、臨時便のバスで鴨沢に向かいました。天候も良く、山の色はまだまだ緑で、紅葉には少し早いのかな…と思いながら、歩き始めです。七ツ石山の手前で私はもうバテ気味に。Yさんが、荷物を持ちましょうと声をかけて下さり、お言葉に甘えてYさん、Kさんに共同装備を持っていただき、歩みを進められました。体力をつけていかないと、と思います。

ブナ坂を過ぎると視界が開け、カラマツの紅葉が広がり美しいです。私はカラマツの紅葉をあまり見たことがありませんでした。こんな素敵な景色もあるのですね。今回の山行でこの先たびたび目にすることとなっていく、カラマツとの出会いでした。雲取避難小屋までの登りは、私にはきつく感じられ、一歩一歩ひたすら歩きました。避難小屋前にザックを置き、山頂に行きました。残念ながら曇り。でも記念撮影をしました。歩みを進め、三条ダルミ着。雲取山からの途中に鹿の姿を何頭か見ました。

静かな夜でした。鹿の鳴き声がよく聞こえました。今日を振り返りながらの楽しい会話をするうちに、うとうと…8時すこし前に眠りました。

11/4 朝は曇り。天気図をとっていたKさんによると本日の天気は、悪くはないとのこと。朝日で周りがオレンジの中を歩きました。朝日はこんな色になることを黒稜に入会してから知りました。辺り一面がオレンジ色になる、この何分かの時間がとても好きです。 北天のタルを過ぎてひと休み、先は長いなぁ…と地図を見ながら心配になりつつも、とにかく歩こう、と思いました。

将監峠は左側の視界が開け、目の前に広がる景色と日の光に心地良いひと時を過ごしました。さて次は唐松尾山を目指し木々の中をせっせと歩きます。唐松尾山山頂は木々の向こうに見える眺めが良く、ほっと一息つきました。本日の行程も残りあと2時間ちょっと。先が見えてきました。水干は、多摩川の源流とのこと。ここから多摩川が始まるのかぁ…と覗きましたが、水は見えませんでした。日が傾きだし、斜めに樹林を照らして、美しいです。このあたりの道は随分と整備されていました。あと少し、そう思いながら、夕日に近付いて行く午後の時間を楽しみました。

雁峠山荘着。やったあ、無事にたどり着けました。山荘のそばに水場があると地図にありましたが、近くに見当たりません。ひとまず天気図の時間なので、Kさんが天気図をひき、Yさんとテントを張りました。先に山荘に着いていた男性が水場のことを記した張り紙のようなものを持って来てくれました。山荘の横のさびれた炊事場は水が出ません。トイレを抜けた笹藪の中に道があり、4〜5分歩くと水の湧き出る所へ出ました。今夜は昨日よりも、鹿の鳴き声が近くに聞こえました。「よく歩きましたね〜」と一日を振り返り、また楽しいご飯のひと時、いい時間だなぁと思いました。今日は朝から晩まで一日、山の中にいました。2泊3日だからこそ実現した、たまの贅沢を嬉しく噛みしめました。

11/5 晴天。朝一番の登りはYさんが調度良いペースを作って歩いて下さり、順調に歩けました。朝日が昇り始める頃、左手の雲海の向こうに富士山が見えました。辺り一面がオレンジ色になる、大好きな時間がやってきました。美しい富士山と好きなひと時が重なりました。

大きい木が並ぶ古礼山の巻き道を経て、水晶山に着きました。青空のもと心地良く、こんな風に山で過ごせている今を幸せに思いました。左手に紅葉した山々を広く広く見渡しながら歩きます。背丈の低い笹藪を経て、見上げると雁坂峠に着きました。目の前の山々の向こうに南アルプスが見えました。本当にいいお天気で、雁坂嶺も気持ち良く飛び込んできます。いい眺めです。

下り道、沢を何度か渡り歩みを進めます。沢の音が近くなったり、遠くなったり。右手に鮮やかに紅葉した山を見ながら、日差しの中を気持ち良く歩きました。林道が近付いた頃、とても美しい紅葉の木々が現れました。シャッターをきるYさんとKさん、写真はおまかせして、紅葉を見上げました。最後にこんな素敵な所があるなんて!と嬉しくなりました。広瀬トンネルを抜け雁坂峠入口バス停に向かう予定でしたが、行き過ぎて西沢渓谷まで歩き、タイミング良くタクシーに乗り塩山駅へ、電車にもスムーズに乗り継げました。

天候に恵まれ、紅葉をたっぷりと楽しみました。助けていただきながら、でも予定通り歩けてよかった、嬉しく思っています。Yさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。 さて今回、Kさんはこまめに記録をとっていました。計画書の裏に熱心に書いているので、私も楽しみにしていたのですが…2日目の残りが2時間位の所で記録した紙を気付かないうちに落としてしまったようでした。楽しみにしていたので、残念でした。 帰京して二日後に、差し出し人のお名前のない封書が届きました。開けてみると、落としてしまった記録の紙が出てきました。拾って下さった方のメモ書きを拝見しながら、有り難く思いましたのと同時に嬉しくなりました。ありがとうございます。(Y)

Photo

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奥多摩側の樹林。よく整備され、歩きやすい。


gas.jpg

朝方、霧の中の樹林帯を行く。雲が多いが高いところは晴れているようだ。


jurin.jpg

晩秋の奥秩父らしい道。樹間から差し込む日差しで美しい。


bunsuirei.jpg

分水嶺から雁峠に向かう。開放的な笹原は気持ち良い。


kouyou.jpg

林道までもう少し。素晴らしい紅葉が待っていた。