山行記録/個人山行/2006-09-09/赤谷川笹穴沢

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:21 (3199d)
山域谷川・赤谷川笹穴沢
日程2006年 9月 9日 - 10日
メンバーL. AO, SL. TT, YU, YT

報告

T邸前夜泊の早朝出発。後閑駅では怪しかった天気も入渓のころにはちょうどピーカン!泳ぎまくりのゴルジュ突破にどんどこでてくる直登できる滝、大滑はホントにスケール大きく高度感ありおっかびっくり。フリクションきかせてのスラブの登攀はOさん器用に登る。経験の差かとてもまねできなかった。反省は30メートル大滝で時間をかけすぎてしまったこと。歩くスピードはそんな遅くないとおもうので課題はザイルを出したときの時間短縮だろうか。遡行中は天気にも恵まれいろんな要素のつまったすばらしい沢でした。AO L今回もお世話になりました。(TT)


赤谷川本谷や笹穴沢はかつてからの憧れで、いつか行ってみたいと思っていた沢だった。でも、私にとって(皆もそうだと思うけど)上越の沢は開けていて気持ち良くて沢の高原的イメージがある反面、登攀の難しさや増水の怖さといったイメージも強かったので行きたいけど行けるかな?行っていいのかな?という思いがあった。今回は9月の3連休のトレーニングという事もあって、笹穴にチャレンジする事になり念願叶って嬉しかった。

初日、始めのゴルジュ突破はガンガン泳げて楽しいけど、水流が強くてとても自分にはトップでは突破できないだろう。トップで行ったTTさんは本当にすごいなぁと思った。このゴルジュは3つの滝で形成されていて泳ぎ好きの私にはどの釜でも水につかりまくったが、前夜眠れず寝不足だったためにこの時点で疲れてしまって更には後でどっときてしまう。最近では小室川−魚野川−八方沢−小川谷廊下と毎週末のように沢に行っていて疲れが回復することなくフルに動いていたので余計だ。安息を入れながら山に行くことも安全登山だなと反省する。

翌日、中流部から上流に出てくる滝はとにかくすごそうだと事前に情報は得ていたし、遡行図ともにらめっこしていたが、私が最大に恐怖を感じてしまったのが、大ナメ滝の登りだった。それなりの傾斜のスラブをフリクションを効かせて登る。手がかりも甘め…。そしてなんといってもこの高度感がダメな私。ノーザイル(下段は)で、上段下段合わせて100メートルくらいになるというこの滝で滑ったら落ちたらどうしよ〜が私の頭の中で始まる。ダメだ、精神力が未だ弱い。気持ちで押されてしまう性格は治らないのだろうか…更なる飛躍のためにも精進しなくてはと、改めて反省させられる。上部のあの傾斜のスラブを行ったAOさんはスゴイ…。結局、滝の登攀時のザイルワーク・ルーファイなどで時間が押して平標から下山している途中でヘッ電になってしまった。

沢に台本はないし、いらないのかもしれない。というのも沢のザイルワークはなかなか打ち合わせ通りにはいかないし、滝の音で声も届かないとか、水量で違ったものになるなど状況変化が激しく行ってみなければわからないからだ。経験を積んで今後に生かすことが何よりだろう。とはいえ、個人的には弱点強化の課題も浮き彫りになったので、来年に繋がる努力をしなくてはと思った。笹穴事態はいろんな意味でとてもいい沢なので、また修行を積んで挑戦したいと思うのである。AOさん始め、TTさん、YT、本当にありがとう。(YU)

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ゴルジュ内F2突破に挑むTTさん

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ロープで確保され突破するYU

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ゴルジュを抜けると木漏れ日の中を気持ちよく歩ける

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ナメではしゃぐYT

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この日は水量が多かったようだ。5m幅広スダレ状の滝

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二日目は朝一で滝登り。2段30m滝は右から登るが、上部が嫌らしい。

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2段30m滝を抜けたところ。この頃から日が差して沢日和になるかと思われたが…

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15m滝を越えたところ。谷川の沢らしく明るくて嬉しくなる。

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ドーンと出てくる25m滝。左から巻こうと思ったが嫌らしい草付スラブで結局左壁の草付フェースを登る。ピンが豊富でそれ程難しくはない。

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30m滝をリードするTTさん。このまま上の草付を直上。一番時間が掛かった。

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笹穴沢名物大ナメ滝。右側を直上した。結構傾斜がある。