山行記録/個人山行/2006-05-30/蝶ヶ岳

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:17 (3072d)
山域北アルプス・蝶ヶ岳
日程2006年5月30日 - 6月1日
メンバーT

ルート

  • 5/30 上高地 → 涸沢 (テント泊)
  • 5/31 涸沢 → 横尾 → 蝶ヶ岳ヒュッテ (テント泊)
  • 6/1 蝶ヶ岳ヒュッテ → 横尾 → 上高地

記録

29日の夜行バス「さわやか信州号」新宿発は、乗車率7割。大きめの荷物の登山客も数人いる。 会に入る前は、テント担いで単独山行はしていたけど、去年のクリスマスから始めた雪山はさすがに不安で一人は自粛していた。 今回、いろいろHPで情報を収集し、無理をせず雪の状態によりいろいろなルートパターンを用意した。 あの快晴なGW以降不安定な天気が続き、3日間雨マークなしの晴れが続く時期を待ってこの日程となった。しかし現実は・・・・。

○ 1日目

早朝の上高地の空はどんより。

徳沢で休憩していると、ポツポツと雨。ひぇ〜。もう降って来ちゃったの?とりあえず雨具を着込み横尾へ到着。雨はほとんど気にならないぐらいなのが救いである。

ここで、バスで一緒だった人と会う。初めてじっくり話をしながら顔を眺めていると、う〜ん?なんか見覚えがある。驚いたことにかつて偶然旅先で出会ったチャリダーだった。初めは日本の林道で私達がバイク、彼がチャリ。2度目はその2年後のオーストラリア・タスマニアのナショナルパークのトレッキングポイントで、同じく私達バイク旅で、彼がやはりチャリ。今回3度目の再会は前回から10年後である。前回以降、世界中をチャリで走り登山しているようだ。今度はいつどこで会うのか?楽しみだ。

本谷橋までは時々ちょこっと雪が残っている程度で、橋の向こうは完全なる雪の世界。

夏道ルート上にちゃんと雪道が作られており、おまけに赤スプレーの道案内もあり、迷う心配はない。安心。

あいかわらずポツリポツリの降ったり止んだりの雨は、涸沢小屋が見え急斜面になる頃には本降りになり、ギリギリで小屋に逃げ込む。

テントを担いできたけど、この雨の中設営は嫌だなぁ。だけど小屋代払うのもなぁ・・としばし悩む。テント場を見に行くと、大学生らしきアルパイングループのテントが2張りだけ。しばらくすると、雨が止んだ。

チャンス!慌ててテントを設営。中で準備しているとまたまた雨。テント泊はグループの2張りと、私と単独のオジさんとカップルの合計5張り。小屋も7〜8人程度らしい。いくらGW明けとはいえもう少し人がいると思ったので、ちょっとさみしい。

夜に雨は止み、夕焼けに明日への青空の期待が膨らむ。涸沢から北穂高ルートにしようか、奥穂高ルートにするかさんざん迷う。以前夏に両方歩いているが、雪道のルートにどちらも不安。単独オジさんも決めかねている。展望としては北穂高から槍を見たいけど急斜面とトレースの不安から、奥穂高ルートに決める。

○ 2日目

早朝の空は相変わらずどんよりで、山頂付近は雲の中。

しばらく様子を見るが雲が切れそうもないので、雲が薄い蝶ヶ岳へと変更。昨日一緒に歩いた小屋泊の単独オジさん達と別れ、一人下山する。

横尾から蝶ヶ岳への登山道にはほとんど雪はないが、2000m付近の樹林帯から急に雪がどっかり。でも、木にしっかりとペイントがあり、トレースもある。アイゼンなしでも蹴りこんで歩ける。振り返ると穂高連峰・槍の姿がはっきりと見える。私の頭上には青空も見えるが、穂高連峰の方は変わらずどんよりしている。

稜線に出るとものすごい風で寒いが、テント場は小屋の裏側で風が当たらない位置にあり快適。

今夜は上高地で働いている人と私の2張り。一人ぼっちで無くて良かったぁ。小屋も同じく7〜8人。なぜか私のテント前にじっといる2羽の雷鳥を眺めたり、穂高連峰・槍を眺めてポーと過ごす。

徳沢方面から来る人達は全員迷っているようで、徳沢から8〜9時間かかったという。雪がないと迷わないけど、雪があると何箇所か道しるべがないところで迷うらしい。明日は私も徳沢へ降りる予定なので、ちょっと不安。

テントの彼も同じく徳沢予定なので、別に一緒に歩くわけではないが彼と相談し、少し遠回りになるけど横尾経由の方が無難だろうとなる。

○ 3日目

最終日展望地のここから、ようやく素晴らしい穂高連峰・槍が日の出の太陽の光を浴びて目の前にそびえている。うわぁ〜、キレイ。カッコいい!やっぱり、こっちに来て正解だった。

雪をまとった姿をみるのを、今日でしばしお別れ。名残惜しいなぁ〜。 下山は横尾を経由して、上高地へと戻る。 観光客が大勢いてにぎやかだ。お風呂に入って無事「さわやか信州号」に乗り込んだ。

まだまだ雪山歩きをしたかったなぁ。

でもこれで一旦雪山とは区切りをつけ、今度は沢と岩登りだ!