山行記録/個人山行/2005-4-30/雨ヶ立山

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:42 (3017d)
山域上越
参加者単独

記録

須田貝ダムの東屋で仮眠。翌朝、晴れ。ダムから1時間弱で芦沢にかかる橋に着く。このあたりのルンゼから尾根に上がろうと思っていたが雪どけで沢になっているし、斜面はコンクリで固めてあり乗れないし、さて困った。スノーシェッドの脇に梯子を見つけ、それを使い、急な斜面をあがった。

雪はすっかり消えていて、イワウチワの群生を避けながら歩く。雪がなく、道もなく、ヒノキや石楠花が覆い被さる中をひたすら進む。ときおり、近いルンゼが雪崩れる光景にびびる。熊が出そうで、ホイッスルを吹きながら行く。雪を拾いながらいくも、ほとんど藪。1150で雪の台地に乗ってほっとするも、鉄塔からの細尾根も藪。「・・・」

1180あたりから雪になってブナが目立つようになる。気持ちのいい登りがつづく。ブナ森が「ゆっくりしてきなよ」と誘うけど、日帰りなのでのんびりもしていられない。頂上直下30mの急斜面で足が攣ってしまい動けない。勢いつけて登る。いまにも崩れそうなクレバスに乗って、「そーっとそーっと」とつぶやきながら頭上にピッケルを打ち込んで、乗りあがった。台地に乗っかった。

頂上の台地からは布引山や奥利根の山々が見渡せた。真っ白で神々しい美しさで、泣けてきた。ビールをあけて、大休止。がらがらがらーと近くで雪崩の音。山肌は白一面から、鳥だったり星だったりの雪形になってひとり楽しむ。さてと。そろそろ下りるか。歩き出すと猛烈に両足が攣った。「ひーっ!」こちこちに固まった筋肉をほぐすこと20分。年ねえ・・・。

下山ルートは、板幽沢沿いに南に下りる尾根をとった。ゆるくてブナのすばらしい森が続いていた。スキーで下りると最高なんだろうな。二重山稜あたりは感動もので、今度くるとき絶対ここに泊まる、と決めた。初沢とぶつかり、雪橋を「せーのっ」で渡ると、杉林になる。初沢と並行して行くと、林業試験場にでた。宝川温泉まで1時間弱の歩き。

宝川温泉では玄関の熊の剥製と記念撮影し、ビールを買って水上駅行きのバスに乗り込んだ。(入浴してないけど、入浴料1500円!)風をいれて、窓の外にはいま満開の桜が鮮やかで、ほろ酔い気分はますますいい気分になった。打上げは、いつものラーメン屋。そこで水上の公共浴場を聞いて、入浴。駅から歩10分500円。   足が攣りまくりで、今晩からの春合宿に一抹の不安がよぎった。(A)