山行記録/会山行/2014/冬合宿_南アルプス_北岳

Last-modified: 2015-01-20 (火) 15:18:07 (1189d)
山域南アルプス・北岳
日程2015年1月1日−2015年1月3日
参加者L.たまきち、文ちゃん


P1020259.jpg


P1020253.jpg


レポート

2015.1/1~3 北岳行ってきました。

今年は新年に4連休取れそうだ。当初は中崎尾根の計画だが、天候が安定した南アに決めていた。10月にトレースした弘法小屋尾根を真横から見たく、白峰三山の計画だ。 しかし、天候不良・メンツ減少で出発してから、北岳ピストンに変更した。もしや、天候が安定してれば縦走も行けるか?という望みを、夜叉神から入山でみすみす見逃すようで後ろ髪がひかれたが、大いに気が楽になったのも事実である。

 さて、世間は大晦日。ハンバーグ+ステーキで英気を養い、夜叉神で車中泊。新年を迎えた感ゼロで6:30出発。 鷲の住山の下りはビビるよね。昨夜は積もったらしい。10数人の下山者とすれ違う。30日アタック組は皆登頂してる。悪天は2日から3日にずれ込んだらしい。ならば、今日は小屋から2時間は進んでおかないと。明日アタックにかけたい。 始め、快調に飛ばしてた文太郎に疲労の色が出始めた13:50に池山小屋に到着。本日アタックをかけたが成らず、の関西人が小屋を占領してる。樹林帯でも寒いくらいになってきたが2380のピークまでは頑張った。16時その城峰にテン場った。今夜はレトルトカレー。20時には就寝。2時くらいから突風だ。

寝つけないまま4時起床。だが、これじゃ無理でしょ。6時まで二度寝。風は相変わらず。一応起きて朝食を摂る。

全荷で森林限界まで上げ、明日にかける。

停滞するなら小屋へ移動。

ここで撤退。

空身でピストンは論外。

結論を先送りとし、7:30三度寝。ヘリコが飛んでる、捜索か。っと、8:30過ぎ途端に風が弱まる。出発なら今でしょ!撤収時も風が強く、10時出発となった。途中3張りのテントがあった。昨日は八本歯までで撤退だそうな。やっとこ視界の開けた尾根に乗り富士山が拝めた。風は微風程度だ。

12時砂払い着。ここから上は全荷の必要なし。テン場跡にザックごとデポし、15時を目処に引き返すを条件に、ある意味偵察に出かけた。ボーコン沢の頭までは快晴で山頂もバットレスも目視できた。が八本歯までも遠い。早朝から出ていた単独+5人Pが登頂を果たし下山してくる、13:30ころ。山頂からここまで1時間だそうな。かなり微妙な時間だが先を行く。この計6名のトレースが非常に有難い。感謝かんしゃ。八本歯のコルではザイル出して懸垂した。と、黒い雲と白いガスが覆うようになる。カリカリなのでトレースも判然としない。あっちはトラバースルートか?と直登したら、下りがやばいぞ。 「文ちゃん、ここ下れる?ここを到達地点とするのもありだ」と言えば、のほほんとした顔で、しかしそれとは対照的にきっぱりと「下りれます。山頂に是非行きたい」と。冷静に見れば、あっちがトラバースではなく正規のルートじゃないか。このポールの間隔なら見落とすまい。いよいよ山荘との分岐、20分で山頂だ。川村さんからは、夏道だと危険、右から回り込み尾根に上がれ、と。しかし石畳みであろう人工物に惹かれる。確かにコリコリでアイゼン跡も見えない。今から右じゃ岩稜帯。行くならここか?を登るとトレース発見。しかし、ここの下りは急すぎる。尾根に上がると右からトレースがついてる。そっちから下れば安全だ。先行Pに助けられた。もう、そこに看板があるはずだ。もう、時計なんて見てなかった。山頂には15:30だった。

固い握手をし、記念写真。と思いきや電池不足で撮れず。ならば、下ろう。その右からのトレースも先が判然とせず、急なコリコリ下りを強いられる。後ろ向きで爪とピックを効かせ、丁寧に下りる。怖いと躊躇されたらどうしようと懸念したが、若さゆえ。見よう見真似でカシカシ下りてくる。よし、八本歯まで頑張るぞ。今日はまともに飲食してないが、それどこじゃない。コルからの登りもさっくり越えてくる。クライミングやってるおかげだね。

で、まあ安全地帯。視界も風も多少ましだ。ぬるいお湯が美味かった。チョコが旨かった。だだっ広いが稜線を外さなければ良い。しかし、稜線だけにトレースは風にかき消され、日没目前。ヘッデンで目を凝らすがちょっとでも踏み外すと腿まで潜る、焦る、消耗する。文ちゃんに先行してもらうが、私の足は鉛のように毎足沈む。一瞬だが粉雪が舞いホワイトアウト状態。ビビった。大きなケルンに導かれボーコン沢の頭の道標だ。20分も下ればデポ地だ。助かった。

ザック発見17:30。テント張って、ザックを中に入れた途端、テントが浮いた。文ちゃんナイスキャッチ。怖いこわい。中に入ってもしばらく放心状態。お腹も空いてないみたい。何もする気がない。やわやわと片付け、着替えて、乾杯する。文ちゃんの一言がなければ、敗退してたもんな。良く頑張った。そんな話を堂々巡りし、夕食は21時だったか。

 遅くとも7時には起きよう、だったが私の膀胱が5時起床の目覚ましとなる。下りは本当駆け下りる感じ。1時間ほどで池山小屋で、途端に暑い。真っ青な空だよ、「良い正月だ」が合言葉よ。

10時あるき沢橋、11時登り返し。これがしんどい。今夜はスーパー銭湯に泊まって焼き肉打ち上げだ。心の拠りどころに急登に喘ぐ。ん?待てよ、車に行けばビールが冷えてる、飲んじゃお。いやいや、ザックにココアのウイスキー割りがあるじゃないか。鼻先のニンジンを追う馬がごとく、馬力が出た。我ながら単純だな、脳みそも馬レベルか。最後の林道はほろ酔いで歩き、14時すぎ無事下山、合宿の幕を閉じたのです。

正月だもの、お刺身がなくちゃ話にならない。色々買い込んで、入浴後打ち上げしました。カンパ頂いたおかげでございます。21時まで宴会後、次に気付いたのは23:30露天で浮いてました。朝はまた、ビール片手に露天風呂「良い正月だ〜〜」 (たまきち)


添付ファイル: fileP1020259.jpg 79件 [詳細] fileP1020253.jpg 72件 [詳細]