山行記録/会山行/2011/春合宿_涸沢_初日目組

Last-modified: 2011-05-17 (火) 20:33:43 (2533d)


山域上高地 涸沢
日程2011年 5月1−6日
メンバーK村P(S藤)→柄さんP(AKI)→とだかP(OZ) ゆかたけ




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報告



晴天が続き、シアワセの一言に尽きる4泊5日の涸沢ベースとなった。
初日、連泊装備を担ぐのは久しぶりながら、ベースまでとついつい荷が増え、右膝不安などどこへやら。横尾から次第に雪道となり、本谷橋は雪に埋もれて見当たらず、横尾谷から本谷出合いで重なりあうデブリを見て驚く。~ 樹林の夏道とは違い、残雪に埋もれた沢は緩やかに自由な歩幅は歩きやすく開放感でいっぱい‥。と云うと聞こえはよいが、肩腰に拷問のように食い込む荷物に休憩は30分毎、なかなか辿り着かない。
晴れて到着した涸沢は、あちこちに雪崩の痕があり、岩にはたくさんまだ雪がついていて、1ヶ月以上前の様相を呈していた。雪崩状況により、テントサイトは自己責任で無料という説明を後から聞く。涸沢の満天の星空を見上げて就寝。

2日目、テントキーパーしてくださるS藤さん。K村・ゆかたけは穂高山荘までのんびり4時間?かけて登る。囲む峰々のルートや過去の活動など、K村さんの語りを聞きつつ、初の奥穂を堪能しながら登る。軽荷で快調。核心の梯子から上部は、ステップが切られておりザイルは不要、所々トラバース気味の箇所はピッケルを慎重に刺してセオリー通りに一歩一歩。快晴無風の快適さ。下りは一部後ろ向きに降りたが不安箇所はない。
山荘からの下山は、K村さんは一気にシリセードしどんどん小さくなる中、ザレ雪ながら体をやや斜にしないと下れないワタシはまだまだと呟いて下り40分。
喉を乾かしたまま整地しながら、後続の柄さん・AKIさんPの到着を待つ。‥程なく、腰痛もなんのそのに爽やかな笑顔の柄さんと、信じられないほどの荷物を担いで新人のAKIさんが到着。ウッチャン借の90Lザックを貸し、好きなだけお酒を持っておいで〜とお願いした自分を責めたくなる程の重さ。30キロおそらくそれ以上!重量あげの様に担いでみたが一歩がだせない程重たいっ‥。しばし感激‥。
5人の笑顔で外宴していたら雪がパラついてきた。柄さんが、私の知らない黒稜の話をされて、タバコ組3人のトークで酒がうまい。担げる新人さんの入会に、冬山登山を夢見ながら、貴重なビールが心地よく酔わせてくれる。

3日目、K村・S藤は下山し小梨平で他Pと合流、残り3名で奥穂を目指す。柄さんのステップ講習を、嬉しげに忠実についていくAKIさんを見ながら登行。アイゼンで歩くのは初めてのAKIさんだけど、さほど不安ない足さばきを見てほっとする。トレースを踏まずにステップを強いる柄さんのスパルタ登行であったが、柄さんのまんべんな笑みとお喋りで、ひたすらの登りも愉しい一時。
途中、風に雪が舞い、稜線の風は強いのかなと登頂に不安があったが、稜線に出る頃快晴に好転してくれた。多少の風。 核心部の岩の傾斜や梯子や鎖、それらをAKIさんは怖がるどころか愉しそう!と見上げてる。初めての高度感にもすぐ順応していた。はしゃがずに、特にトラバースや下降は慎重に歩みを進めてくれてよかった。日和田アイゼントレ、やっておいてよかったね。
核心部の渋滞で、ちょっこし切ったステップで、決まり易い雪質に痺れる。
山荘からの下降は、やはり、柄さんAKIさんに置いていかれてしまうけれど、途中から3人連なってのシリセードはとっても愉しく笑い転げた。はしゃいぎすぎて柄さんの肘にアイゼンの爪たてちゃってごめんなさい。
畳んだテントにのせた雪は溶けて、シリセードしたお尻もぬれてびっしょり。 後続のとだかOZPは、ビール!生食のつまみ!ケーキまで荷揚げしてくれ、青空の眺望下で外宴しながら濡れを乾かす。この夜もまた満天の星を仰いだ。

4日目、流石に疲労感ながら、抜ける青空にどこまでも歩きたくなる。下山の柄さんに御礼を告げて4名で北穂を目指す。撤収するパーティーも多く、振り返る毎にテントが減っていく。残り少ない日焼け止めを塗りたくり、前日よりもグサグサになった雪道、夏道よりずっと登りやすい。積雪が多く苦労してるのか、東稜でコールしあうパーティーを見ながら登行。稜線はご褒美の景観に満ちて暫し堪能し、北穂山荘から槍の大キレットを望み、滝谷を覗いた。下山不安のあったOZさんは、滑落停止を練習しながらシリセードしてまんべんの笑みをみせて下降。今度は奥穂にいきましょうね。
もう、日課になった外宴会では、年齢層を下げてくれた新人さんのおかげ?でヤマケイも取材してくれ、青空の下でグリーンカレーを作った。とだかさんが持ってきた線香花火で盛り上がったテント。OZさんの撮影した星空の美しさ。AKIさん食当のピラフとサンドイッチの美味しさ。愉しい思い出は尽きない。

5日目も晴天で名残惜しく下山しながら思う。次はまた少しハードに、また少しパーティーを増やして行きたいなと。(ゆかたけ)



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