山行記録/会山行/2009/谷川集中/谷川岳・烏帽子沢奥壁南稜

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:25:14 (2960d)
山域谷川岳・一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜
日程2009年 10月 4日
メンバーL.グレ子、こーさか

コースタイム

10/4 (05:41)一ノ倉沢出合-(06:46)懸垂地点-(08:46)南稜テラス-(12:50)終了点-(16:12)南稜テラス-(19時頃)一ノ倉沢出合

記録:

目覚ましを掛け忘れて寝坊してしまった。それでもぼうっとした頭で出発する。ヒョングリの滝の懸垂は2パーティー待ち。ここでグレ子さんから「ここを降りたら行くよ!」と発破を掛けられる。前回は雪渓を歩いたテールリッジに上がるスラブは雪が無いと恐ろしく見えたが、取り付いてみると登れそうだった(でも下降はしたくない...)。今回は事情により沢靴で来たが、アプローチシューズより都合が良い。衝立岩中央稜基部からは未知の世界。濡れたバンドに怯えながら南稜テラスに到着。既に先行Pは2ピッチ目を登っているようだった。靴を履き替え、ロープを準備して取り付く。

tail_ridge320.jpg

テイルリッジへの取り付き...下降出来るとは思わなかった。

以下、奇数ピッチはグレ子さん、偶数ピッチはこーさかのツルベで登る。

(1P) チムニーの手前で短めにピッチを切る。
(2P) チムニーはお尻フリクションでずり上がる。ガバが嬉しい。
(3P) リードのグレ子さんが直上したところを自分は支点回収出来る範囲で右にずれてみたり。
草付きの踏み跡をロープを仕舞って歩く。
(4P) 広いフェースを左右に良いスタンスを探しながら登った。終了点で下降してくるパーティーとすれ違う。
(5P) 左からリッジに上がる。トポ通りに40mくらいロープが伸びた。
(6P) 出だしの開放感が堪らない。ビレイポイントは濡れてツルツルで、ハンギングビレイになった。
(7P) 壁はビショビショ。ビレイ支点が確実なことをグレ子さんに確認してから、ヌンチャク掴んでなんとか抜ける。

P7_320.jpg

最終ピッチは特に染みだしが酷かった。

この時点でロープウェイ最終は微妙な時間になる。グレ子さんに判断をお任せし、出合に下りることになった。馬蹄形縦走中のまるこさん声で「頑張って」コールが聞こえたので手を振り、「懸垂で降ります」と返した。AU は不通だったがドコモの携帯が通じ、グレ子さんにMLへ計画変更の連絡を入れていただく。内心は、見たことのない5ルンゼの頭より、ツルツルのテールリッジ下降に不安を覚えていた。
懸垂下降はロープの絡みやピッチを短く切ったところがあったりで時間が掛かり、後続が追いついてきた。登攀2P目のチムニーでは引いたロープが引っかかって回収不能になり、このパーティーに外して貰うトラブルも。テールリッジから沢に下りるところから下降路が良く分からず、ロープ回収をしていただいたパーティに先導をお願いする。どうやって降りるのかと思えば残置ロープにゴボウの連続。沢に下り切る前に日没となり、ヘッ電での沢歩きとなった。

反省点 寝坊は論外。登攀自体より、ロープワークに不慣れで時間が掛かってしまった。特に懸垂下降でのロープの纏め方や手順など、ゲレンデでの練習の重要性を痛感した。
また、雪渓の無いときの下降路の下調べが不十分で、他のパーティーのお世話になってしまった。(こーさか)