山行記録/会山行/2009/雪上技術訓練

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:25:11 (3017d)
山域上越・タカマタギ
日程2009年4月4日-5日
参加者13名(うち4/5のみ4名)

行程

(4/4) 曇りのち小雪 土樽駅(07:41)->(08:15)取り付き->(11:20)1,100m付近で雪洞掘削(14時過ぎ)->ロープワーク講習(16:30) 曇りのち小雪

(4/5) 霙のち晴れ 幕営地(09:40)->(11:07)タカマタギ山頂->(12:00)幕営地(13時頃)->(14時過ぎ)毛渡橋 霙のち晴れ

たまきちの記録

4/4-5 で雪訓行いました。 暖冬のため雪不足、日曜の悪天を懸念しましたが、概ね成功に終えたと思います。 春合宿は穂高周辺の岩稜帯だし、ザイルワークや滑落停止などの訓練に加え 兼ねてからの希望の雪洞掘りももりこんで計画しました。 泊まり組は9名 日帰り組は4名と大盛況でした。土曜は快晴のもと タカマタギを目指し1150mまで3時間の行程+3時間の雪洞掘り+2時間のザイルワーク+土嚢袋によるアンカー形成+ビーコン探し など充実した訓練だったと思います。 滑落停止にも時間を割けばより良かったと反省です。 日曜は朝からみぞれ・ホワイトアウト状態。後続待ちの間 復習を兼ねて訓練の予定でしたが視界も悪いので親睦会となりました。 9:30 には合流でき Liccaさんは不調のため登頂は断念しましたが 計12+OBのA原さんも交え登頂しました。山頂が近づくにつれ晴れ間も見え、まずまずの眺望でした。テン場に戻ったのは12時だったので全員で滑落停止、スタンディングアックスビレイをすれば良かったなと、ちょっと反省。 快晴のため腐った雪に足を取られ苦戦しましたが残雪の良い歩き練習になったと思います。 これを糧に合宿も各々成功させて欲しいと思います。参加されたみなさん、ありがとうございました。

K暮の記録

春の雪訓に参加。前回の訓練で駅ビバした土樽駅でテントを張り、軽く(?)宴会。翌朝、パッキングで発覚!(・・・何とアイゼンを忘れてしまった・・失敗)。テントキーパーのつもりでリーダーに許可をとり晴天の中を棒立山目指し登り始める。幸い雪はザクザクと腐れ気味。11OOm地点でテント設営、雪洞堀り訓練となる。全員で交代しながら凡そ2時間程かかり、その気になれば7人でも8人でも寝れるような立派な雪洞が出来上がる。希望者優先・・・と云われ未経験の私は、焦って申し出る・・・と、結局4人が寝ることとなったのだが。一段落後、雪稜での確保訓練(スタンデイングアックスビレーなど)を開始。昔々にやった事があるかも?ぐらいの経験しかなかった私は、ロープの掛け方をミスり、自分が飛んでしまうという事をやってしまった。幸い、スロープは短くロープを持つ手が離れなかった為何とか滑落役の高坂さんが、止まってくれた(ホッ)。これが本チャンだったら・・・と、考えるとゾッ〜とする。夜から霙模様となり、ガスで真っ白、でも豪勢なツマミとトマト鍋で温まったからか、雪洞で寝る初体験は、寒くなく快適だった。翌朝、雨と体温のせいで水が滴り、傾いた雪洞にびっくり。5日、予想外に雨となったが、日帰り組と合流後タカマタギ山頂目指し登山開始。 ガスの中ではあったが、トレースがしっかりとついていて、一汗かいた頃、10:30山頂着。その頃から雲が晴れ、展望が拓ける。里は、桜や梅満開の話題なのに、遠望の景色はまだまだ雪山で美しかった。今回、雪訓参加は非常に有意義な体験が出来た。そして、準備品不足での反省(へたすれば山行中止の可能性)もあり気をつけたい。

こーさかの記録

(4/4) 土樽駅から歩行開始。毛渡橋からの林道は平標への分岐まで除雪されていた。3度目ともなると迷うことなく積雪の林道を進み、取り付きの赤テープも難なく発見。下部の斜面はところどころ雪が落ち、土壁にステップを切りながらの木登りになった。稜線に出ても雪は少なくトレースを外しても壷足で膝くらいの雪で、果たして雪洞が掘れるのか心配になる。1,040mのJPは、直下の吹き溜まりでも積雪は2mしかない。そこから暫くして雪洞適地を探しにK村さんと偵察先行。過去の記録では雪洞は1,100m~1,200mあたりの尾根の東面に作っていたようなので、雪庇の出来と斜度の具合を見て1,100m付近でプローブを刺すと3m以上はありそう。雪庇下に回りこんで2箇所から掘削開始。皆で交代して黙々と掘り進めた。スコップ4本とスノーソーを駆使し3時間近く掛けて作った雪洞は5人は快適に寝られそうだった。 その後は反対側の斜面でスタンディングアックスビレイの練習。斜度がいまひとつ足りなくなかなか飛ばされることは無かったが、6回程ビレイさせて頂いて、最初は手袋で握ってしまっていたのが徐々に改善流せるようになった。ただし本番で止められる自信には至らなかった。その後、デッドマンでランナーを取ってのSABを数名で試した。 時間が押してきたので二組に別れ、それぞれビーコン捜索と土嚢袋による懸垂下降支点のテストを行い講習終了。土嚢袋の支点は、3人で体重を掛けても崩れることは無かった。そしてバカテンで宴会。通りがかりのA原さんを交え、あいかわらずツマミと酒は大量。お開きの後、私は雪洞で寝る組に入った。酔いもあり3シーズンシュラフで快眠出来た。

(4/5) 朝から霙、無線交信によると下は雨のよう。テント内で支度を整えて停滞し、日帰り組と合流してからタカマタギを目指す。天気は回復傾向にあるようだ。トレースはばっちりで、2月に単独ラッセル敗退したときの苦労はウソのよう。あっさりとタカマタギの山頂に到着。さて私は下りが大の苦手。棒立山までの下りで皆に遅れる遅れる。ここだけ独りで練習しておけば良かったか。テン場からの下りはY科さんがスコップで付けて下さったシリセードトレースを使わせて頂いて楽々下山。心配した取り付きの土壁は、手前で刈払いの跡を追っていけば難なく沢の底に下りることが出来た。