山行記録/会山行/2008/総括山行/大朝日岳

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:25:04 (2958d)
山域朝日連峰
日程2009年3月20日−3月22日
参加者K村、ゆかたけ、こーさか

コースタイム

3/20
根子(10:17)→(15:10)日暮沢小屋
3/21
日暮沢小屋(06:02)→(12:38)竜門山→(14:16)西朝日岳→(16:04)朝日小屋→大朝日岳往復
3/22
朝日小屋(07:28)→(09:36)ハナヌキ峰への分岐→(11:14)小寺鉱泉→(12:16)マス孵化場→(14:00)根子

記録

3/19
東所沢を22:15頃に出発し、月山SAで仮眠。さすがに遠い。

3/20
根子の林道手前、MistGarden?への入り口が除雪されていたので、ご主人にお断りして駐車させて頂いた。除雪終了点からは1m程の積雪の上をワカンで歩き始める。標高の上がらない広い道の積雪は昨晩の雨で緩んだのか、ところどころで潜る。膝下を越えることはないが、いかんせん距離が長い。15分交代で一回りしたら休憩を繰り返し、2時間半ほどで日暮沢小屋が見えた。だがしかし手前の沢に橋は見当たらない。渡渉できそうな場所を探すも、この水量では水に漬からないわけには行かない。K村さんは登山靴の上からビニール袋、ゆかたけさんは素足に象足、私は根性で裸足 - 言葉にならない冷たさはGW湯俣の練習としておこう。

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小屋に荷物をデポしてから軽く偵察に出かける。取り付きから赤テープ一つ無いが、809mの肩まで上がってルートを確認。戻って貸切の小屋で宴会。3回目となるトマト鍋は味が安定してきたが、鶏肉は下味を付けたほうが良さそうかな。

3/21
6時に出発。昨日はワカンで偵察したが、尾根の状態からアイゼンで出発する。最初の急登をこなし、程なくすると広いブナ林に出た。林間から見える大朝日岳は、まるで模型のようにのっぺりとして白い。高度を上げるにつれて視界は開けてきて、さすがに半日掛けてアプローチしただけあって深い山の中にいることが感じられる。

雪面が締まっておりラッセルは皆無。ただしところどころシュルントが走っているのと、場所によっては雪庇が大きく発達しているので、よく観察してルートを取る。
夜中に小屋で聞いた強風はどんどんと弱くなっているようだ。予定では竜門小屋泊だが、このペースなら朝日小屋まで行けそうだ。清水岩山からユーフン山の辺りではガリガリのアイスバーンの斜面があり、アイゼンを滑らせないように緊張して歩く。平らな尾根では強風に晒されて雪が飛ばされ夏道が露出しているが、今日は至って穏やか。そして西風が作った雪壁にステップを切って乗り上げれば竜門岳。主稜線の雄大な眺めが待っていた。鳥海山、月山、蔵王等々、今まであまり意識したことの無かった山ばかり。

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主稜線は細かなアップダウンはあるものの快適な稜線漫歩。夏道の吹き溜まりでたまに膝まで踏み抜くくらいで、サクサクと歩ける。K村さんが前回来た時は視界が悪く、西朝日岳から下る稜線を探すのに苦労をされたそう。ルート探しに雪庇に寄ることを考慮してロープを持ってきた。今回は山頂標から東に進み少し稜線から北側に降りたところから偵察をすると、広い稜線が確認できた。

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大朝日が近くなるにつれ、今日一日が終わってしまうことが名残惜しくなってくる。最後の小ピークで振り返ると金色に輝く日本海が近い。小屋前ザックを置いてからゆかたけさんと私は大朝日岳のピストンし、掛け値なしに360℃の展望を満喫した。

小屋は今晩も貸切、3泊の予定で来ているのでたっぷりの酒で宴会となった。

3/22
朝から曇り。小朝日岳への道にはアイゼン跡が付いていた。広い斜面の下りは、昨日の登りのようなアイスバーンだったらどうしようと不安になったがサクサクの雪質だった。小朝日岳への150mの登り返しの後、小寺山を過ぎたところに鳥獣保護区か何かの金属のプレートの付いた木がある。この少し先に、真っ直ぐ延びた主尾根からハナヌキ峰に分岐する支尾根があるらしい。K村さんが赤布を指して「ここだよ」と言われるまで気付かなかった。迷いやすいと聞いていてコンパスも取っていたので、折角だからルーファイの練習をすれば良かった。ただし、丸い尾根はハナヌキ峰が見えないと見つけ辛いかも。このあたりからはアイゼンや登山靴の他、スノーシューやスキーのトレースも現れ、ハナヌキ峰にはしっかりした夏道トラバースのステップが切ってあった。樹林帯に入ると予報通りの雨がポツリポツリ。小寺鉱泉で雨具を着用し、雪の積もった舗装路を3時間近く歩いて車に戻った。

3泊4日+予備日一日の計画が、天候と雪質に恵まれて2泊3日は出来過ぎで、猛ラッセルかと気合を入れて行ったら極楽宴会ハイキングに。計画を伺ったときから様子が判らず、まるっきりお客さん状態の私を連れて行って下さったK村リーダーに感謝。(こーさか)


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