山行記録/会山行/2006/冬合宿/越百山

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:34 (2902d)
山域中央アルプス
日程2006年12月30日−2007年1月1日
参加者2名

コースタイム

12/30(実働0:55)
15:00        登山口  ○ 風ナシ オーダーK、Y
15:30-15:40   林道1235m地点  順調、トレース有、2P3〜4人 位か
16:05       福栃平  Kのプラティパス、ワカンの爪で破壊

12/31(実働6:45)
06:35        04:10起床 晴 星あり ヘッ電で歩き始める 積雪5僉.ーダーK、Y
07:25-07:40  下のコル  風ナシ 積雪10〜15
08:30-08:40  1860m  晴 風ナシ 積雪20〜30
09:30-09:45  2105m  ◎ 風微 積雪75〜90僉2P/5名が引き返してくる  (09:00 展望台 TS1張可)
10:30-10:45  2305m  ◎ 日が射す 風ナシ ペース落ちる (09:50 上の水場 TS1張可)
11:10-11:45  2400m  晴 風ナシ トレース終わりワカン装着
12:00-12:45  越百小屋  アタック装備し越百山頂に向かう
13:30-13:45  2470m  ○ 風ナシ 樹林帯トレースなし、赤布を拾いながら膝程度のラッセル 途中からYがトップ
14:35-14:45  2535m  風W弱 暖かい 展望良し
15:13-15:43  越百山山頂  ○ 風W弱 360度の展望 あと高度40mくらいまでかなり埋まり、その上はワカンのキックステップで登った(トップK)
16:30       越百小屋  下りYはアイゼン装着

1/1(実働3:02)
07:45        05:00起床 晴 風弱 オーダーY、K
08:30-08:40  上の水場
09:30-09:45   1749m  晴 風ナシ ペースやや遅い
10:37-10:50  福栃平  ◎ アイゼンはずす
11:25        登山口
(以上敬称略 記録 K)

記録

12/30
予定よりも出発が遅れたが、伊奈川ダムの先の登山口から、少し歩き、福栃平まで行く。ベンチもあり、広々とした所。テントを張り、本日の行動は終了。

12/31
明るくなるのをテント内で少し待った後、辺りが白くなり始めた頃、歩き始めた。先に2パーティーほど入っているようで、トレースが付いていて助かった。天候もよく、雪をかぶった樹林が美しい。男性3人Pが下山してきた。もう少し行くと、男性2人Pが下山してきた。昨日は膝上までのラッセル続きで越百小屋まで辿りつけず、ビバークしたとのこと。先に岩室のようなところがあり、先ほどの二人はここでビバークしたのだろうと思われる。

その少し先でトレースは消えた。ワカンを付ける。Kさんが様子を偵察に行った後、いよいよラッセル開始。3mほど直登するのが正規ルートなのだが、急登なのでトラバースぎみに行く。樹林の中を下っていくと、赤い越百小屋が見えた。小屋の脇に出ると、目の前に越百山が見える。小屋のご主人が出てきてくれた。28日から小屋を開けているとのこと。昨日は、大雪だったらしいが、今年は例年よりも積雪量が1mほど少ないらしい。

アタック装備の準備をし、トレースはついていないため、ワカンはつけたまま越百山に向かう。樹林の中を膝くらいの雪のラッセル。途中から、先頭を交代した。雪にはまりながら、一歩一歩ゆっくりと進む。雪のくぼみや木々の様子からルートを見つけるKさんの声を聞きながら、せっせとラッセル。赤布が時折出てくるが、そんなに数は多くない。雪が締まったら、アイゼンに切り替えよう、と話していた。

稜線に上がると、風もなく、穏やかだった。だが雪は締まらず、ラッセルは続く。目の前の越百山を見る。なんだか遠くに感じた。左右の景色はとてもきれいだけれども、それどころではなく、時折ずぼずぼと雪にはまり「もー!」と声をあげてしまう自分に、私は短気だなあ、と思った。登りが急になるところで、Kさんと先頭を交代した。一歩一歩踏みしめながら歩く後についていく。だんだんと山頂が近づいてきた。もう少し・・・

最後の10歩位を踏みしめた後、目の前に南アルプスがどーんと広がった。「すごい!」晴天のもとで、こんなにくっきりと。「超百山に来られた!」Kさんもうれしそう。伊奈谷の向こうには、南アルプスと富士山が見え、とても、美しい。後方には木曾御岳山、乗鞍岳、そして北アルプスまで見えた。穏やかな山頂で記念撮影をし、無線交信。Tさんパーティーと交信できた。私がアイゼンに付け替えた後に、下山開始。新雪の中を緊張しながら、一歩一歩下っていく。振り返ると、超百山にトレースがついている。登りの時には無かったトレースが心に残った。小屋に近づく頃、日の光が夕焼けになり、辺りの山々を照らして美しい。後半、バテぎみになりながらも、小屋に戻ってきた。

1/1
昨日よりも遅い起床。お正月なので、お雑煮を作った。身支度を整えて外に出る。超百山に登っていく人、降りてくる人の姿が見える。小屋のご主人に挨拶をし、下山開始。ペースは遅めだったが、一昨日に幕営した福栃平につく。あともう一息。駐車場についた。無事に行って来られて良かったとほっとする。

帰り道「駒の湯」という看板が出てきたので、行ってみることにする。旅館が日帰り入浴もやっているところで、館内、お風呂ともにきれいで、従業員の方々も親切で、いいところだった。薬草風呂がここの特徴らしく、露天の薬草風呂につかり、心地よかった。(Y)

Photo

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やっと着いた越百小屋からの南駒ヶ岳


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越百山山頂までトレースなし。樹林をラッセルして進む。


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稜線に出た!しかし雪は締まらず・・・ピークまでラッセルか?


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360度の大展望。12月の中央アルプスで風が無いのは本当に珍しい。天候に恵まれた。


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仙崖嶺と南駒ヶ岳


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夕映えの越百山。自らが付けたトレースが見える。