山行記録/会山行/2006/沢トレ

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:26 (2900d)
山域奥多摩・丹波川
日程2006年7月9日
参加者6名

記録

夏合宿に備え、Kさんのもと沢トレに参加した。今回のポイントは徒渉。私は夏合宿Kさんリーダーの双六谷へ行く予定。双六谷は登攀要素は少ないが、徒渉点が多々あるという。ミニ上ノ廊下的であろうか?私は上ノ廊下を未だ密かに目指しているので、そういう点でも徒渉訓練は大いにやっておきたい。

最近連日の雨で沢は増水傾向にあるのではないか?と訓練的には期待をしたものの水は少なく、三条新橋から上流へも下流へも探し歩いたが、いい徒渉点があまりない。下流部にまぁ多少は訓練にいいのでは?といったような少し流れのある河原があり、向こう岸へ渡る徒渉訓練をザイルを使って行った。去年も沢トレの際やってはみたけれど、支点の橋渡し方とかが確かわからなかったので今回はよくよく頭に入れたつもり。
下記、学んだ事を文章で説明してみる。たぶん実践しないと文章だけではわかりづらいだろう。


【徒渉の際のザイル形成】
〇拇世肋緡と下流に1つずつ取る。上流は立木や大きめの石や岩で取り、下流部は人が肩がらみで徒渉者の動きに合わせながら下流へ移動しつつザイルを繰り出す。第1徒渉者は上流と下流の支点の間にカラビナをかけハーネスと連結して徒渉する。その場合ザイルは自分の進む方向より逆側にきていなければならない。渡っている時はちょうどザイルが徒渉者を頂点に山形になるだろう。下流の支点確保者は常に徒渉者より下流にいなければならない。

向こう側に第1徒渉者が渡ったら、上流の支点をそのままに下流の末端と上流の末端を結んで1本の線を張る。移動して向こう岸に渡ったザイルは第1徒渉者が支点を作り確保している。連結した末端はぐるぐる向こう岸へ送る。第1徒渉者はその末端部分を作った支点のビナにかけ、南京結び(または朝鮮結び)を作ってしっかりピーンとザイルを張る。(南京結びじゃなくても張れればいいが、南京結びは非常に張りやすく、多用できそうなので覚えて損はない/説明は文章では困難なのでカット)セカンド以降最後尾前までの人はこの1本に張ったザイルにビナをかけて、向こう岸へ徒渉する。

最後尾の人は第1徒渉者と同じ要領で上下流2つの支点の間にビナを付けて渡る方式で徒渉してもらう。(,反対側の岸で行われる要領)支点は回収する。これで全員の徒渉がよりよく安全に行われる。

(注)ザイルにつけるビナと徒渉者との間は距離をなくすようにする。よって、ビナ1枚で連結が好ましく、シュリンゲ等で距離を作らないようにする。(流された時ザイルと離れてしまわないようにするため。)


もっとも、この方式で行う徒渉はそれなりの激流が出てきた場合だし、自分の足である程度は耐えて渡れなければならない。徒渉・登攀・泳ぎなど、沢にはこなさねばならない課題が多い。精進せねばと思うしだいであった。(U)