山行記録/会山行/2006/夏合宿/涸沢BC

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:30 (2960d)

記録

27日
上高地を出発する時からあいにく大粒の雨が降りだす。横尾迄は順調。本谷橋を過ぎてから急に体調悪くなりピッチが落ちTさんに先に行ってもらう。やっとの思いで凅沢に着くと既にテントを張ってくれている。テントの下にはコンパネが敷かれており平らで実に快適。コンパネの貸し出しは初めてのことでこれなら凅沢定着も岩でごつごつの下地に悩まされずに済み有り難い。今後凅沢ライフをされる方にお勧めしたい。雨は急に強くなったりやんだりで夜になっても状況は変わらない。

28日
3時起床 夜半の雨はあがっている。しかし穂高の稜線はガスで何も見えない。昨日痛めた膝が痛く歩行が不自由だ。今日の滝谷登攀は諦める。パートナーのTさんには申し訳ない気持ちで一杯だ。彼女にザイテングラード経由奥穂、北穂の縦走を勧めるが稜線はガスで何も見えなくつまらないからと停滞に決定。合宿で足を痛めたり体調をくずしたことは今まで一度もなかったのに残念だ。

大天井は朝方見えていたがそれもガスに隠れ昼前から予想通り雨が降りだした。足が不調でなく登攀していたら厳しい事態になっていたことだろう。一時過ぎに妻が上高地から到着し我々と合流。前日夜来たNさんは今朝大キレット越えに出発したが悪天候のため北穂から引き返してきた。

29日
今日も夜半からの雨が止まず北穂は中止し今日中に下山してIパーティー達と合流し打ち上げに参加することに決定。テントを撤収した後雨は上がるが依然として前穂北尾根、北穂東稜、凅沢槍などの穂高のスカイラインは全く見えない。凅沢が初めてのTさんに一目でもその景観を見せたかったのに残念だ。

痛めた足を引きずりながら下山していると、先行したTさんが本谷橋のかなり上まで迎えに来てザックを背負い橋迄下ろしてくれる。彼女は27日夜Nさんが凅沢へ上がって来る時も途中迄迎えに行きザックを背負って来たし、昨日も北穂の途中迄迎えに行ったすごい体力と気持の持ち主だ。

本谷橋の下で韓国人10人程のパーティーが屏風への取りつきを探していたので近くまで案内し感謝される。足を引きずりながらコータイムより大幅時間オーバーで小梨平に到着し、各パーティーと打ち上げ。 久々の上高地での楽しく賑やかなひとときだった。

30日
すっかり晴れ上がった岳沢、穂高、明神をバックに束の間の上高地リゾート。閑散としていた入山時とは打って変わってすごい人込みのバスターミナルをあとにし合宿は終った。(S)