山行記録/会山行/2006/夏合宿/双六谷

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:30 (3139d)

記録

7/27(木)曇時々晴(たまにパラ雨/夜は満点の星空)
取付きまでの金木戸林道を移動する。林道は第1ゲート・第2ゲートを経て、中ノ俣発電所〜最奥の金木戸取水口へと続いている。

10:00から歩き出す。林道はトンネルが点在している。トンネルの中はひんやりしていて気持ちよい。林道からは金木戸川も見える。エメラルドで底まで見える透明度はピカイチ。魚が泳いでいたら間違えなく見えるだろう。けっこう水量があるように見える。天気はなかなかで水も綺麗で盛り上がった気分になるが、まだわかんないな〜と思う。

トンネル.jpg
 林道はこんなトンネルが点在している。

12:10に最奥の金木戸取水口に到着する。ここで身支度を調えて改めて出発する。ここからは廃道と化している巻き道を忠実に辿れば、打込谷出合の手前まで遡行せずに進める。廃道を歩くと直ぐに左へ高巻くように上がる道がある。ここを見逃さなければ辿れる事だろう。この巻き道は途中に何度か沢が入っていたり、崩れて通過困難な所、朽ちかけた木の橋などがある。けれども、釣り師も多く入ると見えて危なっかしい所にはトラロープ等がこれでもかと張られたり、ぶら下がっていたりする。

金木戸取水口.jpg
 この流域はとっても美しい透明度NO.1?のエメラルドみたい。

15:30にようやく巻き道の終点で打込谷出合の手前の少し急カーブした河原に到着する。ガレた所を下降して、沢に降りてみると音+白く泡立つ急な流れと、深さがかなりある事に驚く。とりあえず右岸沿いに進んでみるが急流で左岸にも渡れないし、先にも行けない所にすぐにぶつかる。Kさんが偵察で進んでみるもののダメ出し。とりあえず今日は少し戻った河原でテン張る事にする。リーダーは明日になれば少し引いてくるだろうし、高巻いて先に進める事もできる。とりあえず打込谷の出合まで行ってみて判断したいとのこと。果たして引くだろうか・・・

取り付き.jpg
 取り付きに着いたもののゴーゴーな流れ…。

雨によるものなら濁っていてもいいはずなのにそれがないから、たぶん大雪による大雪渓の崩壊が解けて流れ出ているのだと思う。今年はとにかくどこも雪渓がひどいという情報も聞いていたし。恐そるべし冬の爪痕、と思うのであった。

豪流.jpg
 あまりの流れに全く進めず。偵察も命がけ?

7/28(金)曇のち雨
5:00に起床し、1番に沢を見るが水量はやはり変わっていない。朝食を済ませ、とりあえずと進んでみるが、やっぱり昨日と同じ所で進行を妨げられる。Kさんはあきらめずに途中のガレ場を登って高巻きをしてその悪場を越えて先を偵察に行く。

1h程経ってようやくKさんが戻ってきた。高巻きながら廃道を見つけ50mくらい先(進めなかった先)の河原に降り立ったけれど、その先が滝もないのに大釜になっていてとても進めないとのこと。残念だけどもう諦めようという事になった。しかしながら、どうせ時間もある事だし、その高巻いた先の河原で今日はテン張ろういうことになったので、みんなで高巻きを開始した。

ガレ場から高巻きの取り付きはわかりづらく、また迷って道を探したが、見つかってからは忠実に辿れた。2ヶ所程急峻な登り下りがあったので、Kさんは安全を期してロープを出した。結局1h以上はかかってその奥の河原に着いた。そしてその先が大釜で本当にもう通行不能になっていた。打込谷の出合までもたどり着けないのか〜とほほ…でも仕方ない。安全第一。無事下山が何よりなのだから、またの機会を待とう。

高巻き.jpg
 高巻きでロープを出す。

7/29(土)
遅めに7:00頃起きる。雨がパラパラしたり普通に降ったりを繰り返していた。案の定沢も濁り気味で相変わらずゴーゴーしている。まったくもって不毛で不発な夏合宿ともお別れの日が来た。今日は来た道を戻るだけだった。長い林道を歩いて車デポ地に戻ったのは17:00を回っていたと思う。

今回の沢はせっかくの沢トレでの徒渉ロープワークも発揮できず不毛な結果ではあった。けれど、勉強になった事もたくさんあった。私は特に雪の多かったこんな年に上ノ廊下へ行くなんていうのは不可能に近いんだという事(もちろん上廊だけじゃないし、上廊に行く予定があったわけじゃないけど…)を思い知った気がした。北アの沢は大きいというのも身をもって実感。この綺麗な双六谷は、また是非リベンジしたいと思う。(U)