山行記録/会山行/2005/春合宿/白馬岳

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:33 (3137d)
山域北アルプス・後立山連峰
日程2005年5月3日−5日
参加者4名

記録

5/3
白馬駅からバスに乗って栂池高原のゴンドラ乗り場へ行く。ゴンドラはあっという間に標高を稼いでくれた。でもその先、登る尾根は結構急登。Wさんに先頭を努めてもらった事で息切れする事なくとても順調に登ってゆく。天狗原に着くと、今日は白馬大池だが次の日なんとしてでも鑓温泉にたどり着くために少しでも行程を進めようという話になっていた。

乗鞍山頂付近まで行くと今日はけっこう登ったね感が皆にあった。乗鞍の山頂ではちょうど杓子双子尾根を登って降りてきたKさんとBさんに遭遇する事ができた。とても充実感あふれたいい顔をしていた。 白馬大池付近になるとTさんが辛そうである。で、Tさんの荷物を分けて持つ事にした。白馬大池に着いてTさんの体調もあったが少し先に行ってみようかという事になった。でもやっぱり辛そうだったし、今日はここにしようと大池のちょい上にあるハイマツ帯の雪の平らなところに宿を決めた。

眺めが良く気持ちのいい所で宴会開始。そうは言っても明日は3時起き5時出発を目指すので、8時には寝ようと試み8時30分にはみんなシュラフにくるまった。長く楽しい1日だった。

5/4
3:00起床!深夜から風が強まり、テントがバタバタと揺れていた。朝ご飯をたいらげ、お茶を飲み、撤収していざ出発したのは5:30。まぁまぁのできであろう。しかし風が強い。小蓮華を越えて、白馬に向かうとさらにひどくなった。よってみんなの歩みも遅くなっていった。とてもコースタイムどおりには進めそうにない。小蓮華から三国境までに時間がかかり、三国境から白馬直下まではえらい急登だった。あぁ鑓温泉には絶対行きたい。でも、10時までに白馬山荘に着かなければあきらめようとタイムリミットは決めていた。安全を期して…

10:00白馬岳山頂着!天気はいいのに風だけが私達を遮り無力にさせている。山頂に長く居る事も避けたい。初めて登った白馬なのに残念この上ない。山頂で記念撮影して、早々に山頂を後にした。白馬山荘に着いたのは10:15くらいであったろうか。小屋に入って一休みと、これからどうするか相談する。やはり行くだけ行ってみようと、私達は先に進む事にした。

強い風の吹く中、私達はコマを進めた。しかし風は更に半端じゃなかった。風に寄りかかりながら進む状態で、歩みはますます遅くなった。杓子の方から来る人々が「この先は本当にすごく風が強くて危険だよ」と言った。そして先頭のWさんが、「風が強すぎて進めず体力が奪われるだけだから危険だし撤退しましょう。」と言ってくれた。 撤退決定。「いやぁ〜ホントに参ったね」と、今日のテン場は村営の白馬山荘が建つ少しは風が避けられそうな所にテントを張る。(実際はビュービューだったけど…)大雪渓の上部には雪解け水が流れているので取ることができた。

今日は外宴会できない。即テントの中で宴会だ。延々宴会は続き、私はまた酩酊した…みたい…結局この日は22時頃まで呑んで、私とKさんはシュラフに潜りながらも更に23時頃まで呑んだくれていて、いつの間にか眠っていた…(--;)

5/5
7:00起床。よく寝た。もう外は明るい。外が明くなってるのに眠っているのは焦る時もあるが、この日は別段のんびり気分なので逆に心地よかった。しかし、風は一向にやむ気配なし…まるで収まっていなかった。

この日は大雪渓を下った。天気はいいのに相変わらず風が強い。でも雪渓の始めはゆるやかでサクサク下れる。ところが途中1ヶ所だけものすごい急なところがあった。その下はまた快適な大雪渓下りだった。振り返ると大雪渓がみごとで圧巻。本当に天気が良く、下れば下るほどあの風はなんだったの?というように風はなくなった。おまけに暑くてしかたないほどだった。あーあ、合宿も終わりかぁと思う。楽しいことはいっつもあっという間に終わってしまう。なんでだろう?でもだから山も人生も楽しいものになるのかもしれない。なんでもメリハリが必要なんだろうなきっと…

今回は行程的には一般ルートで楽なうちに入るのかもしれない。でもやっぱり山は何が起こるかわかりません。どんなに晴れていても進めない時もある事を知りました。でもそれでも楽しかったから大満足です。考えてみれば私、7回目の春合宿だぁ。この7年のGWは全て山に捧げているのか、すごいなぁ…でもこんなに充実したGW(盆と正月もだけど)を味わえる事が山岳会に入る前にあっただろうか…もう抜けられないかもな、と思うしだいです。メンバーに恵まれ、本当に楽しい合宿になりました。(U)

Photo

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快晴の中、白馬大池に向けて登る。


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更に快晴の中、白馬山頂に向けて登る。


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山頂着!風が強くて、フェイスマスク必須!


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山頂から覗いた白馬主稜。これを見た瞬間、行ってみたいと思った。


白馬5.jpg

大雪渓。すげく急だった…。


白馬6.jpg

大雪渓をもう随分下ったとこ。この辺主稜の取り付きかも。いつか行きたい。