山行記録/会山行/2005/春合宿/栂海新道

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:32 (3138d)
山域北アルプス・後立山連峰
日程2005年5月3日−5月6日
参加者2名

記録

春合宿。栂海新道は、自身の山に対する経験、技術、体力、読図など総合的な力不足のため挫折しました。 また、無雪期に一度歩いて、地形や迷いやすいポイントをチェックするなど、事前の偵察の必要性をあらためて思い知りました。北アルプスということで人がたくさんいて、トレースもあるだろうなどと、高をくくっていました。

白馬岳を登り、三国境からは山スキーヤーの世界で、縦走者は我々のみでした。そのスキーヤーも雪倉岳からは、みな蓮華温泉へ滑降して、二人ぼっち山行になりました。途中でトレースを見失い、雪原を彷徨い、急峻な沢のトラバースに戸惑いました。歩行時間と方位と地形が一致しなく、いったいどこにいるのだろう、と不安になり疲労して自信喪失に陥り、撤退を決めました。

ところが、平凡な無名峰だと思っていた山が、じつは目指す朝日岳だと気がついたのは、撤退して、だいぶ往路を戻り、山全体の山容が見えたとき。なんと!灯台もと暗し、です。朝日岳への尾根道と水平道の分岐を探していたが、分岐点手前をいつのまにか水平道沿いに歩いていたようです。間違いに気づいたところで、振出しに戻り再スタートする気力はすでに無く、栂池に下りました。

木道と標識があれば苦労もなく、朝日岳に立てたものを。いままで山に来て、人や、人工物のないことにしあわせを感じていたが、このときばかりは、誰かー、道出てこーい、と心で叫んでいました。ああ、情けない・・・。この雪辱はいつかはらさでおくべきか、ということで、雪解けの頃、再訪をふたりで誓いました。(A)