山行記録/会山行/2005/春合宿/五竜岳G0稜

Last-modified: 2010-03-16 (火) 23:24:42 (3019d)
山域北アルプス・後立山連峰
日程2005年5月3日-5日
参加者4名

コースタイム

5/3
8:30アルプス平発−9:00地蔵の頭着−10:20中遠見山手前着 10:35発−11:30大遠見山付近 11:45発−12:15西遠見山手前B.C

5/4
4:45 B.C発―8:05G0の頭着―8:20五竜岳直下−9:00五竜岳山頂着 9:45下山開始−10:15五竜山荘着―10:45B.C着

5/5
5:55 B.C発―6:50小遠見山手前着 7:00発―7:35地蔵の頭着―8:00アルプス平着

記録

5/3
5:31神城駅着。8:15テレキャビンに乗り込む。一気に高度を上げて、標高1530mのアルプス平に着いた。天気が良く、雪が眩しい。30分位歩くと地蔵の頭に着いた。ここからは遠見尾根の全体が良く見渡せて、その先に聳える五竜も良く見えた。G0はあそこかな、などと皆で言い合う。まあまあのペースで小遠見、中遠見、大遠見を通り過ぎ、今日の予定している西遠見山手前の平地に着いた。標高約2200 m。

5/4
2:30起床。夜半からかなりの強風が吹き始めテントを揺らした。4:45出発。Tさんにトップを行ってもらった。西遠見山をトラバースしてその先の比較的緩い斜面からシラタケ沢に下降した。我々が下降している時、西遠見山のトラバースから直接下降している3人パーティが見えた。急斜面で結構慎重に下っている。我々の方がすんなり下降できた。

登り返してG0稜の取り付きに着いた。見上げると結構な斜度が続いていた。稜のすぐ右側の雪壁を登り始めた。時間が早いので雪が締まっていてアイゼンが良く効いた。特に難しい箇所も無かったのでロープは出さずに行く。しかし滑落すれば一気にシラタケ沢までという状況。気が抜けない。

雪壁が結構長いのでふくらはぎがパンパンになってくる。枝につかまりながら休み休み行く。途中直上すると雪が無くなっているのがわかった。雪伝いに右に迂回していけば何とか行けそうだったが、そのまま直上してもらった。思いっきりヤブ漕ぎを強いられたが、強引に抜けた。ここから私がトップを行くことにした。なるべく雪伝いにルートを取りながら登っていく。後ろを振り向くと遠見尾根がかなり下に見え、結構登ってきたことが実感できた。大きな立ち木の所で小休止。再びTさんにトップを行ってもらう。高度が上がるにつれて、太陽が当たり始め雪が柔らかくなってきた。崩さないように少し気を使いながら登っていく。途中7:35の交信のため休憩したところにライチョウのつがいがいた。残りはあと1時間もないだろう。

馬の背と呼ばれる細いリッジを越えて最後の壁に来た。全く雪は付いてなく、ハイマツと岩になっていた。右側には雪が付いていてトラバースして行けば簡単に抜けられそうだったが、シュルンドができており、雪が緩んできたのでそのまま尾根を直上することにした。結果的には簡単に抜けられたのでこちらで正解だったと思う。

岩とハイマツ帯を抜けたらちょっとした平地になっていて、ここがG0の頭のようだった。結局ロープを1回も出さず、時間もそこそこで抜けられたので良かった。ここから痩せた岩稜帯を越えて一般縦走路に着いたが、息をするのが苦しい程ものすごい風が吹いていた。途中でお腹がすいたので休憩して9時ちょうどに五竜岳山頂に着いた。風もそれ程無く快晴で360°の展望が楽しめた。お互いの健闘をたたえながら握手したり記念写真を撮ったりして、のんびり過ごした。9:35の交信の後に五竜山頂を後にした。

五竜山荘に到着。早速ビールを調達し、あっという間にBCに着いた。早速五竜山荘で買ったビールで乾杯。うまい!!充実した山行のときはこれまた格別。しばらく雪上の宴会を楽しんだ。しかし風が強く、寒くなってきたので早々にテントに入った。

5/5
相変わらず風は強い。空もどんよりしていて予報通り天気が悪くなるのがわかった。テレキャビンの始発時間を見計らって早々にテント撤収し下山する。地蔵の頭で7:35の無線交信をし、単独で入山したA君と下で合流することになった。テレキャビンは少し早めに乗せてもらえたのでラッキーだった。神城駅に着いたと同時にA君と合流できたのでこれまたラッキー。薬師の湯に入り、途中の道の駅で打ち上げをして帰京した。すべてがうまくいった山行だった。(O)

Photo

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遠見尾根のテン場にて宴会。風もなく最高の天気だ。


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早朝、五竜岳を臨む。これから行くG0稜がくっきりと見える。


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潅木の中を登る。急斜でふくらはぎが辛くなってくる。時々、潅木でビレイして休む。


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真上を目指す。紺碧の空と白い雪に緑のハイマツが映える。


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G0の頭までもう少し。